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トスカーナ日記

月2日


冬のトスカーナはとても静かで、あまりハプニングがありません。
静かに春の訪れを待っているのです。

私は毎日、鳥の声と太陽の光で目覚め、1日するべき事を済ませ、出会った人とお話をして、暗くなったら夕食を食べ、その後、そに日によってTVを見たりコンピューターに向かったり。
夜中を過ぎるとベッドに入り、

「ああ、又お会いしましたね。」

と彼と笑いあい、そして眠りにつく。

なんと静かで、贅沢な日が過ぎていくのでしょう。

何もハプニングがないので、今日はこちらのお天気の事を書きましょう。
2月。1年で一番寒い時のようです。

こちらイタリアも再び冬のようなお天気がやってきました。
イタリア全国寒くなっており、北は勿論、驚く事に南のシチリアそしてサルデニア島でも雪が降っています。

北イタリアは雪には慣れており、車のタイヤも冬用のものをつけて走っており、いつ雪が降っても
OKと言った所ですが、反対に南の地区では雪が降る日が年にあるかないかなので、少しでも雪が降るとたちまち町も道路も混乱してしまいます。
サルデニア島では、高速でトラックが渋滞してしまい、
「こうやって止まっているけど、誰も来ないし、この先どのくらい待たないといけないのか分からないし、困っているよ、本当に・・・」

TVの中で叔父さんが嘆いていました。

私が住んでいる所も昨日は風が強く、気温も下がりましたが、でも雪はなかなか降りません。それどころか、今日は風もなく、それは素晴らしい青空が広がっています。
気温は下がっていますが、でも青空で太陽が出ていると、それだけで気分が違いますし、車の中にいると、それは暖かくて、冬だと言う事を忘れてしまいます。
私の住んでいる所は「トスカーナの心臓部」と呼ばれる所で、海に近いのですが、気温もマイルドで、だからこそ美味しいワインやオリーブオイルが出来るのでしょう。

近所の農家の庭には既にミモザの花が咲いているのを見ました。海辺の町に行くときっと沢山見れることでしょう。
あの可憐な黄色い花は、まだまだ寒いこの時期に、

「春はもう直ぐそこだよ−!」

と教えてくれているようです。
見ているだけで、微笑んでしまいます。

さて、日本ではインフルエンザが大流行だそうで、クリニックや病院では薬が足らなくなっている、という事を病院にお勤めの方が教えてくださいましたが、こちらイタリアでもインフルエンザがかなり流行しています。

まあ、日本のように薬が足らなくなるとか、死亡者が出るほどではありませんが、
TVでは、インフルエンザにかからない様に予防注射を受ましょう、と呼びかけています。

びっくりしたのが、今年のインフルエンザの名前で、「日本のインフルエンザ」と言うのだそうです。
何でも日本から流れてきているからだとか。
大変な所で日本が有名になっています。

私は幸いにまだインフルエンザにはかかっていませんが、去年は私の生涯で一番多く風邪を引いた年でしたので、今年は充分気をつけてかかりたいと思っています。
来週はいよいよガイドのお仕事が始まります。
このまま良いお天気が続いてくれますように。