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今日もまた蛍から始めます。
先週の日記に、空の星ほどの蛍を見たと書きましたが、次の日に、又別の友達の家にピッツアの夕食に呼ばれていった帰りに見た、衝撃の一瞬を今日はお伝えしたいと思います。
この夜はかなり早めにお暇して、10時半頃郊外の道を走っていました。
今回は少し谷を見下ろそうと思い、道路から直ぐ下が谷になり、そこにはかなり大きな平野が広がっている所で車を止めました。勿論、この道にも街灯などはまったくなく、車が通らないと真っ暗闇の場所です。
さて、車が止まり、ドアを開けて外に1歩踏み出した途端に目に飛び込んできたのが!もう何千匹、何万匹いるか分からないほどの蛍の光の群集だったのです。
・・・っ、っ、っ、っ・・・!
陸に上がった魚のように私の息が一瞬止まってしまいました。
そして次の瞬間、
「オッラ、バーーーーッシ!」
と、私は叫んでいました。
これはあまり上品とは言えないフランス語で、日本語に直訳すると大変に変な意味になるのですが(フランス語をご存知の方は、クスッと笑っていらっしゃるでしょう)、でも驚いた時や、何かに感激した時などに良く口にする言葉で、まあ、日本語では
「なんだいこりゃーーー!」
と言った所でしょうか。
私の後に続いて出てきた主人も、
「マンマミーーーヤ!」
とこれはイタリア語で叫んでいました。
そうなんです。その数のなんとものすごかったこと!
空の星の数なんてものではありませんでした。その何倍もの光が、隙間もなくチカチカチカチカ、チカチカチカチカと谷中に光りどよめいていたのです。
大きな平野自体が止めどもない光のために、ウワーン、ウワーンと波打って見えました。
衝撃と感激の両方で、ぽかーんとしてその波打をみていると、催眠術にでもかかったように、ふら〜っ、としてきました。
あぶない、あぶない。
こんなに沢山の蛍を見たのはこの日が始めてです。
帰らないといけないのに、なかなかその場を離れがたく、やっと車に乗って発車した時には、感激を出し切る様に、又、
「オッラ、バーーーーッシ!」
と叫んだ私でした。
でも、ですね、こんな衝撃は1度でいいような気がします。
素敵な気分にしてくれるのは、空の星ほどの蛍が、チーカ、チーカ、フ〜ラ、フ〜ラしながら、自分のところまでゆーっくり漂ってくるときです。
やはり蛍はこうじゃないと夢がなくていけません。
さて、話が変わりますが、G8がフランスの「エヴィアン」と言う町で開かれています。
「エヴィアン」というと美味しい水で有名で、その名前のミネラルウォーターも売られていますが、水に沢山ミネラルが含まれていることで、その水を利用したエステがこの町には沢山あります。
約6年前になりますが、銀行勤めでかなりストレスがたまっていた私は、この「エヴィアン」でリラックスする為に、1人で1週間滞在した事があります。
主人がスイスから車で送ってくれました。
私が選んだ滞在先は、「ホテル・ロワイヤル」で、エヴィアンの町の丘の上に立っている、エレガントなルネッサンススタイルのホテルでした。
そこからは「レマン湖」が見渡せ、その向う側はスイスです。
遊覧船が白い線を引きながらスイス側に行くのが良く見えました。
ここでは、滞在費に、食事とそして毎日のエステを含んだ料金が1週間でいくらと言うプログラムを利用しました。私が行ったのは3月で、少しシーズンを外れていましたので、宿泊客も少なく、でも良いお天気がづーっと続き、素晴らしい滞在となりました。
エステは、先ず専門家と話し合い、どう言ったエステを受けたいか決めます。
リラックスする為か、身体を丈夫にする為か、痩せる為か、など、など。
1日に3種のエステが可能で、私は一応リラックスする為のメニューを選びましたが、それでも、せっかくですので、いろんな物を試してみました。
ボデイーマッサージ、フェイスマッサージ、ファンゴ、イドロマッサージ、圧縮するチューブに足を入れて電気マッサージをするもの、頭だけだし、身体全体は釜のようなものに入るもの(!)、エトセトラ。
滞在客が少ない為、プールでのジムは先生と私一対一で、これは楽しかったです。
食事は1日2食になっていましたから、朝食は部屋で取ることにし、夕食をはぶいて、その分、昼食はなるべく遅く取るようにしたのですが、私が2時近くになって、広いルネッサンススタイルの素敵なレストランに入って行く時は、客は殆どなく、よくガルソン(ウエイター)全員が私のテーブルにやってきて世話を焼いてくれたものです。
レストランに入っていくと、
「ボンジュール、マダーム!」
とガルソン達のコーラスから始まります。
とにかくお客がもう誰もいないので、みんな暇で、私にかかりっきりになるわけです。
大きなエレガントなレストランで、たった1人という事に、私は最初は少しあがってしまいましたが、なんのなんの、そう言う境地に陥ると、反って度胸が据わるものです。
やっと使い始めた片言のフランス語で、ガルソンたちのお相手をし、そして彼等からは素晴らしいサービスを受けたのでした。
ああー、楽しかった1週間。づーとフランス語で通した1週間。
あまりに楽しくて、ホテル・ロワイヤルを出た時は、体重が2kg増えていました。まあ、別に痩せる為に行ったのではないのでいいのですが・・・。
G8の事は今回は書きません。いつも同じではないですか。破壊する事が好きなやからがこの集まりを利用しては集合し、まったく関係ない建物や車を壊して回る、火をつける。なんとも理解しがたい事がいつも起こっています。
まあ、警察の回し者が先導してやっている、何てことも言われていますが、私には分かりません。
1つお知らせがあります。
主人がソムリエの学校へ行っておりましたが、昨日その試験があり、無事パス致しました。
応援してくださった方達、本当に有難うございました。 |