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1月18日
昨日、海際の町チェチーナへ行く途中の道端で、ミモザの花が殆ど満開なのを発見しました。
実に新鮮な、黄色い花をつけたミモザを発見したときはその美しさに感激したのですが、その直後に、ええ〜この時期に?とビックリしてしまいました。
まだ1月の中旬を過ぎたばかりです。
ミモザの花が咲くにはちょっと早いのではないのでしょうか。
トスカーナは本当にこの所、暖かいのです。
平均気温10度前後。17度の日もありました。
庭のバラの花は咲くし、可愛い野菊は咲くし、サボテンも花を咲かせそうです。
それにしても、ミモザとは・・・。
アグリツーリズモを持っている友達が言っていましたが、大きなカエルがもう春だと思って庭を歩き回っているのだとか。
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「マンマ・ミーヤ」という言葉はご存知ですね。
イタリア人がよく口にする言葉です。
直訳すると、「私のお母さん」という意味ですが、勿論使うときはそんな意味はありません。
「へ〜、本当?」とビックリしたとき、「情けないねー」という意味のとき、「本当?嬉しいー」と喜ぶとき等、声の調子によって違う意味になるのですが、この「マンマ」を使う所がまさにイタリア人です。
マンマは美味しい食事を作って育ててくれた人です。
いつも慈愛を持って見つめてくれた人です。
全ての愛を注いでくれた人です。
こんなマンマに、大きな男性でも頭が上がりません。
特にイタリアの男性は、マンマが作ってくれたイタリア料理が世界で一番いいものだと信じていますから、他の国の料理に興味を示す人はそんなに多くはいません。
私もこちらに来て、イタリア人の友達の口に合いそうな日本食または中華のようなものを作って見ましたが、あんなに大食家の人でも、殆ど食べませんでした。
ひどい人になると、私の作るイタリア料理さえ食べようとしません。
とにかく、マンマの作った料理、又はイタリア人の奥さんが作った料理が、世界一なのです。
こんなマンマがいる家を出てひとり立ちする若者が本当に少ないのがイタリアでもあります。
この間TVでやっていましたが、子供が両親と一緒に生活している国、の一番はイタリアで、約60%以上の子供が親と一緒に住んでいるとか。
言い換えると、結婚をしない限り、子供は親元を離れないのです。
学生は勿論親と一緒に生活し、仕事が見つかった子供でも、自分の給料だけでは一人暮らしが出来ないという理由でひとり立ちしません。
それだけではなく、いい給料をもらい始める年頃、30を過ぎても、40を過ぎても、結婚しなければ親と一緒にいる人が多いのです。
親と生活していると、食事は作ってもらえる、洗濯はしてもらえる、部屋の掃除はしてもらえる、こんなに居心地のいいところはほかにありません。
まるでホテルです。
親もまた子供の世話が出来ることに大きな幸せを感じるようです。
私の住んでいる家のすぐ横に、庭付きの大きな家が建っています。
私達が越してきた2年ほど前は、この家は空き家でした。
この家は、一人息子のために親が建てた家なのだそうです。
息子がフィアンセを見つけたときに、結婚したときのためにと両親が建てたそうなのですが、結局息子は結婚せず、その後なんと15年も空き家になっていたようです。
去年の暮れにやっと息子が一人で住み始めましたが、彼の年は今45歳。
この年でやっと親元を離れたわけです。
それでも、毎日両親が家に通って来ては、掃除、洗濯、庭仕事をして帰って行きます。
私が思うには、息子の食事は両親の家で済ませているようです。
ここまで来ると、収入が少ないから両親と同居するとは、もう言えません。
家族の絆が本当に強いのです。
こちらでは子供がティーンエイジャーになりかけると携帯を買ってもらいます。
それから、家族とのコミュニケーションが頻繁になります。
毎日、両親と子供は携帯で連絡しあいます。
毎日、何回も・・・。
遠くに離れている子供とは勿論、同じ屋根の下に住んでいる子供も同じで、何度も連絡しあいます。「何をそんなに話すのか?」と聴いたことがあります。
答えは、「今何処に居る」、「これから何処へ行く」「何を食べた」など等、頻繁に電話をしては、子供又は両親の居所、状態を知っていたいわけです。
私が友達と一緒に買い物などに出かけた場合も、彼女達は日に何度も夫や子供に電話をしては、今何処に居る、これから何処へ行き何をする、と連絡をしています。
私は昔から電話魔ではないし、普段からあまり電話はしません。
日本を離れてからも、家族へ電話を入れたのは数えるくらいしかありません。
ですから、親子でこんなに頻繁に電話をしまくることが理解できかねる所があるのですが、まあこれがイタリア式の家族愛の表現方法なのでしょう。
子供が両親と一緒に生活する国の第2はベネズエラで、そのパーセンテージはイタリアの半分以下の20%ほどでした。
そしてその表にはまったく乗っていない国もありました。それはオランダです。
オランダ人の友達がいるので、彼女にそのことを訊いてみました。
彼女が言うには、オランダでは18歳になると、殆どの子供が親元を出るのだそうです。
仕事を見つけても収入が少ない場合、国が一人で生活が出来るように補助をしてくれるので可能だとか。
まだ学校へ行っている子供も、学生用の補助があるので、それを利用し、一人生活を始められるのだそうです。
勿論、友達数人と一緒に住む子供達もたくさん居ます。
フランスでは、数年前の映画ですが、いい加減な歳の息子が、いい仕事も持ち、いい収入もあるのに親元を出て行かないので、両親が頭に来、共謀して息子に嫌がらせをして出ていかそうとする内容のコメディーがありました。
この映画はフランスで大ヒットだったそうです。
まさにイタリアとは正反対。
お国柄の違いですね。
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今週は素晴らしい本を読みました。
「The alchemist」by
Paulo Coelho
スペインのアンダルシアに住む羊飼いの若者が、宝物を探しにピラミッドまで旅に出る話で、その途中で出会う人や毎日の生活の中から、人生とは何かということを学ぶ話です。
宝物とは、自分の心のことであり、その宝物を探し出すということは、自分自身を探し出すことであるということ。
夢があるけどそんなものは実現不可能なものと思っている人に、優しい物語でその道を教えてくれ、そして毎日の生活に意味を持たせてくれる本です。
と同時にリラックスさせてくれる本です。
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