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6月05日
昨日、フィレンツェから帰ってみると家の電話が通じないことに気づきました。
家を留守にしている間に、雷を伴うかなり激しい雨が降ったようで、それが原因で電話線がやられてしまったようなのです。
雷で電話線がやられるのは初めてのことではなく、私と彼のコンピューターのモデムも私は1度、彼は2度もやられています。FAX機もやられるそうで、郊外の真中に住んでいる友達は雷がなり始めると全ての電気器具をシャットダウンしてしまいます。
電話が通じなければコンピューターもネットに繋がりません。
さあ大変。
私と主人はコンピューターがないと仕事が出来ません。
メールも受けられないし、それをお知らせすることも出来ません。もうお手上げです。
早速、電話局(テレコム)に電話を入れすぐに誰かをよこしてくれるように頼みましたが、これが又当てにならないのです。
「はいはい、今日か明日中には誰かを回しますから」という返事ですが、待てど暮らせど来ないことは普通。
イタリア人でさえ、こういう要求の電話は毎日しなければ絶対に来てくれない、といいます。誰かが来るまで電話をし続けなければいけないのです。
現に、昨夕電話をし、今朝も2度電話をしたにもかかわらず、今、夕方の5時過ぎですが、まだ誰もやってきません。
こうやって今週のトスカーナ日記を書いていますが、さあこれも今週末には更新できるのでしょうか!?
小さなサイトを持っているお陰で私のメールボックスにはたくさんの迷惑メールが入ってきます。1日で150通ほど。
彼の方はもっとひどく、なんと日に1000通もあるとか。
一応迷惑メールだけが入るボックスがあり、そこをバシッと削除して毎日片付けてはいるのですが、早く電話線が開通してくれないと、次回メールチェックをする際は大変な数の迷惑メールが入っていることになります。
それはまあいいとして、お仕事のお問い合わせやお友達からのメールが入っているのでしたら、困ることです。
でも、PCが使えないだけでこんなに困るなんて、ちょっと軽いショックでした。PCはもう私たちの生活の一部になっているのです。
何事も便利になると直ぐそれに慣れてしまい、その便利さが急に奪われてしまうとどうしていいのか一瞬分からなくなってしまいます。
PCが使えなくてくさっていた私ですが、PCがないと時間がたっぷりあることにもふっと気が付きました。
食事以外はPCの前に座ることが殆どだったのに、その必要がなくなると、さあ何をしようかなとなるのです。
たとえば、きょう彼が買って来た綺麗なオレンジ色の花のポットを大きめのポットに植え替えました。簡単なことのようですが、今まででしたら先ずはメールチェックをし、お返事を書いてからとなりますので、いつも「・・・ねばならない」的にやっていたことです。
それからバジリコの種も庭に撒きに行きました。外の仕事が大好きな彼がいつもするのですが、今日は彼がいない間に私がしてしまいました。
それからずーっと気になっていた、ぐちゃぐちゃになっている宝石箱の中身も今日きちんと整理をしました。
なんだー、こんなに素敵な仕事をPCのためにしないでいたんだー、と目を覚まされた感じです。
以前から、PCの仕事は時間を決めてやろう、夕方は自分の時間を持つように、例えば会社勤めをしている感じでやろう、と何度も思いながら、ついだらだらと夜中までPCの前に座っていました。さあこのハプニングで今度こそ考えが変わるでしょうか・・・??
話は少し変わりますが、日本には24時間オープンのお店があったり、どんな田舎に行っても自動販売機が設置されていたりで、いつどんなときでも飲み物・食べ物が手に入るようです。
ちなみに、私はお買い物は週に1度か2度しか行きません。
これはスイスで二人とも銀行勤めをしていたときの癖なんですが、スイスという国はイタリアと違い、お店などは昼休みだと言って閉まることがない代わりに、夕方は6時〜6時半には閉まってしまいます。(今は数件ですが8時くらいまで開いているお店もあるようです)
二人とも働いており、夕方会社を出た頃にはお店は閉まっていることが普通でした。
それでお買い物は土曜日の午前中(16時には閉まりましたから)にすることになっていたわけです。勿論日曜日は閉店しています。
それをするには常に気をつけて、何を買うべきかいつもメモに書くようにしていました。こうすればお買い物にいったときに忘れることがありません。
1週間に1度しか買い物に行かないもうひとつの理由は、今、私の住んでいる家が町から1km離れた郊外にあるからです。
お買い物には車を出していかなければならず、ちょっとしたお買い物にそれも億劫なものです。
歩いていける範囲でしたら、もう少し頻繁に買い物に行っているかもしれませんが、1週間に1度の買い物でもどうにかなるものです。
さてイタリアのお店ですが、個人店でもスーパーでも朝9時(個人店ではもっと遅い所あり)くらいから昼1時まで、そして午後は4時(私の町のスーパーは5時開き)から7時半か8時までの営業です。
シエスタという名目の昼休みが長いので、午前中買い物をやり損ねると夕方まで待たないといけません。慣れないとこれにはちょっと困ります。旅行者が一番困るようで、1時〜4時、5時は行動が一番活発になるときで、そのときにお店が閉まっているとどうも時間をもてあましてしまうものです。
大きな町では夏こそ旅行者が多いので昼も開いているお店が多くなりましたが、冬は殆ど閉まってしまい、寂しい限りです。
私がまとめてお買い物をするのは木曜日。
なぜかというと、木曜日は私の町で朝市が立つからです。
朝市の露天で新鮮な野菜や果物を買い、パン屋で新鮮なパンも仕入れ、そしてスーパーでその他もろもろを購入します。
この日からの1週間はそれで足りるように計画して買い物をします。
ただ、パンだけは特別で、フランス人やイタリア人のように毎日買うことはありませんが、時々新鮮なパンは仕入れています。
こちらの人は徹底して新鮮なパンしか食べようとせず、次の日、まだ柔らかくて美味しいパンでももう手をつけないのです。もったいない・・・。
私たちは、特にフランス人の主人が数日経ったパンもとても美味しいといいますので、家では固くなるまで食べています。
とこう書いていると、私たちはかなり昔風の生活をしているようです。
日本にまだ24時間営業のお店がなかった時代の生活でしょう。いえ、もっと以前の生活スタイルかもしれません。
だって、こちらで自動販売機を見るのは空港か駅くらいですもの・・・。
それだけ日本のように物が溢れていないということです。いいことです。
ps
冬にはきゅうりやトマトのような夏野菜は買わない私ですが、この木曜日初めてきゅうりを買いました。日本のもののように細くて見るからに美味しそうで買ったのですが、それが大当たりで、切ると懐かしい夏の匂いがしました。
私の畑でもトマトやサラダ、ズッキーニ等の苗が大きくなってきています。
また夏の野菜や果物が食べれる時期になったのです。嬉しくて仕方がありません。
pps
電話線が故障して3日目の今日、やっと電話局の人が来てくれました。
こうやって故障したものを治してくれる人や手紙を運ぶ郵便配達の人は、幸せを運ぶ人のように見えて好きです。
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