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1月7日
新年明けましておめでとうございます。
今年でトスカーナ日記は5年目を迎えることになりました。
昨年まで4年間、よくまあ書き続けてこられたなぁ、と自分ながら驚いています。
今年も、気張らずに、飄々と、書きたいことを書いていけたらいいなあと思っています。
日記の更新だけに気をとられるのではなく、書きたいことがあるときに書く。
今年はこれで行こうと思います。
その為、今年から不定期更新になりますが、ひょっとして週に2回更新することがあるかもしれませんし、又2週間に一度ということもあるでしょう。
楽しい、興味ある話題があれば書いて行きたいと思いますので、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
さて、皆様はどんな大晦日、そしてお正月を過ごされましたでしょうか。
イタリアは、昨年末にあったインド洋の災害を考慮して、大イベントである大晦日の花火が各地で中止となりました。
また、コンサートも中止となった町も多く、かなり静かな年明けとなりました。
私とジョン・クロードは、今年は海辺の町に住む友達カップル、アンジェラとクラウディオと一緒にフィレンツエの町へ行ってきました。
行く前に、調べ物が好きなジョン・クロードが新聞やサイトでフィレンツエの大晦日の行事を調べてみたのですが、これがまったく何も見つからなくて、いったい何があるのか行って見るまで分からない玉手箱、状態でした。
「何にも書いていないけど、何にもないということかな・・?」「トスカーナで一番大きな町で、何もないということはないでしょう・・」
ということで、先ずは行ってみる事になりました。
シエナのカンポ広場でコンサートがあるそうだよ、と言ってもどうしてもフィレンツエに行きたがるアンジェラとクラウディオ。
彼らはイタリア人で、フィレンツエから1時間半のところに住んでいるのですが、フィレンツエに行く事は年に数えるくらいしかないのだとか。
ガイドをしている私たちのほうがずっと多くフィレンツエに行っています。
お互い、大晦日恒例の胃の中に食べ物を流し込むような遅い夕食はもう嫌、ということで、レストランの予約もなしで夕方7時ごろ、フィレンツエへ向いました。
混んでいるかもと恐れていたスピードウエイは拍子抜けするほど空いていて、スーッとフィレンツエ市内へ入っていきました。
駐車する所が見つからないから、と車で行くのを嫌がった警察官のクラウディオですが、フィレンツエはもう自分の庭のようになっているジョン・クロードは、いとも簡単にアルノ川の畔に車を駐車しました。ブラヴォー!です。
アルノ川の横の歩道を私達と同じように大晦日を過ごすために若い人達が群れになって歩いています。
さあ、何処で何をやっているか・・・。
期待と興奮で(ちょっとオーバー)町の中心部へ歩いていった私たちですが、先ず最初の、町で一番大きな広場、セニョリーナ広場へ入っていきました。
そして、そこで「え〜〜〜〜!!」と、がっかりした声を出したのです。
そこには期待していた舞台などはなく、人影もまばらで、大きな空洞のようにぽっかりと暗い空間が広がっているだけでした。
「何もやっていないの〜?」とちょっと不安になった私達。
次はサンタ・クローチェ広場です。
でも、そこにも誰もいません。
私たちの横には、同じように大晦日の行事を求めて旅行者が地図を片手に思案しています。
私たちはこうして約2時間、何かを探しながら広場から広場を歩き周り、結局何にも見ることが出来なかったのです。
疲れ果てて、何か食べようにも予約をしていませんから何処のレストランも入れてくれません。
レ・プッブリカ広場の有名なバー「ジッリ」にやっと席を見つけて、ワインでほっとひと息入れました。
それにしても、フィレンツエは見事に何もやっていませんでした。
(後で分かったことなのですが、町の外れにある昔の要塞でディスコがあったそうです)
いつもこうなのか、それとも今年は特別なのか、初めて行った私たちには分かりません。
夜中の12時10分前に、バーの前のレ・プッブリカ広場に出ました。
何も行事はありませんでしたが、それでも沢山の人たちが広場に集まり、カウントダウンを待っていました。
綺麗に上がる花火の変わりに、若い男性達が「ドッカーーーン!!」と音だけうるさい花火を仕掛けていて、それが広場のあちらこちらで爆発するので危なくってしょうがないのですが、でもそこには大晦日らしい雰囲気がありました。
私達は人並みに押されながらも、アンジェラが家から持参したスプマンテを開け、グラスに注いでその瞬間を待ちました。
そしていよいよ年明けです。
時計を見ながら、5,4,3,2,1・・・・??
へっ? なんと、12時になってもその知らせの教会の鐘の音も何にも聞こえてこないのです。
「ガラ〜ン、ゴロ〜ン、ガラ〜ン、ゴロ〜ン」と盛大な鐘の音を期待していただけに、ここで又もや拍子抜け。
周りの人達が乾杯をし始めて、
「えっ、12時?」「新年になったの?」
「じゃあ、アウグーリ!」「アウグーリ!」
と、やおら頬にキスして、乾杯をした私たちです。
とまあ、劇的な2005年入りとはなりませんでしたが、この年をどんな年にするか、これからが始まりです。
私は先ずは健康に気をつけて、毎日自分らしく生きていきたいと思います。
皆様はどんな風にこの1年を過ごされるのでしょうか?
と、この日記を書き上げて更新しようと思っていた今日、ボローニアで列車の事故があり、今現在15名の方が亡くなり、80名近くが負傷しているというニュースが流れました。
新年早々、もう事故です。
2005年はどんな年になるのやら・・・。
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