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10月06日
ついこの間9月に入りました、なんて日記を書いていたのに今日はもう10月6日!
何ですか、この速さは・・・!?
9月は沢山のガイドのお仕事があり、私はいつも先のことを計画しながら過ごしていたせいでしょうか、あっという間に過ぎていきました。
そして10月。
今月もいろいろありますので、またもや飛ぶように日が過ぎていくことでしょう。
10月になるとさすが秋の気配が濃くなりました。
特に今年は8月からぱっとしないお天気が続き、期待していた9月も雨の多い月で、そのまま10月に入ってしまいましたので秋の到来は例年よりも早めでした。
ただ、ガイドがある日はそれでもうまい具合に太陽が出てくれて、ご案内した方達にはトスカーナ晴れを見て頂くことが出来たのは幸いでした。
今までの経験から見ると、私はどうもかなりの晴れ女のようです。
しかし家にいるここ数日は激しい雨も降り、外はぼーっと霞んでいます。
気温も下がりましたので、2〜3日前から暖房を入れはじめました。
この週末からお天気が回復すると言っていますので期待しているのですが・・・。
この雨で困るのが葡萄の収穫です。
葡萄が濡れてはワインに影響するため、雨が降る間は収穫が止まってしまいます。
先を見たワイナリーはこの雨が降る前に収穫をしてしまったようですが、それに遅れた所は可哀想。
雨空を恨めしい気持ちで眺めていることでしょう。
雨が降るといいこともあります。
虹です。
オフィスにしている部屋の窓から雨上がりの2重の虹が見えました。
虹の色を見ていると自然の神秘さに感激し、と同時に地球は本当に丸いんだと再確認させられました。
雨が多いと茸が沢山採れます。
ポルチーニではありませんが、“ジャッラレッリ”と言う名前の黄色い茸を知り合いから何度も貰い、パスタのソースにしたりクリームで煮込んで肉の上にかけたりと楽しんでいます。
この茸、スイスでは高級品でした。
こちらの森では固まって出ているようで、頂いた一袋で2回食事を作り、残りの2回分が冷凍庫に入っています。
今日は今日で、「明日の夕食に食べたらいい、ってくれたよ」と、ジョン・クロードがチキンの半分を持って帰りました。
茸をくれた人たちが今日11匹のチキンをしめたらしく、毛の処理も済んで直ぐ料理に使えるように整えられたチキンの半分がナイロン袋に入っていました。
こんなに新鮮で安心して食べられるチキンがどこにあるでしょう。
私たちは本当にいいところに住んでいます。
さてポルチーニ茸と言えば、この間ヴォルテッラにあるレストランでステーキの上に生のポルチーニ茸がまるのままグリルされて乗っかっているものを食べました。
お肉は柔らかく、 肉厚のポルチーニは柔らかくてしかも歯ごたえがありジューシーで、口の中に入れると体中を美味しい感覚が駆けめぐります。
ポルチーニはパスタのソースとして食べると口の中でバターのように溶けます。
今が旬です。
さて、先週の日曜日、トスカーナをご案内していた忍さんと真千恵さんのご希望でアレッツオに行ってきました。
お二人の一番の目的はサン・フレンチェスコ教会にあるピエロ・デッラ・フレンチェスカ作の「聖十字架伝説」を見ることでしたが、行った日がちょうど日曜日で予約者だけしか入館できないと言われ、せっかく日本から見に来たのにとても残念だ、と切符売り場で粘っていましたら、「じゃあ、お二人はとても感じがいいから特別に入れてあげましょう」と若い女性は切符を切ってくれました。
あぁ、こう言う所がイタリアのいいところなのです。
他のヨーロッパの国でしたら、駄目と言ったら絶対に駄目だったでしょう。
又、アレッツオでは月の第一日曜日に出るアンティック市場も有名です。
ちょうどこの日に行かないと見られないもので、何度かアレッツオに行ったことがある私はまだ見たことがなかったのですが、今回初めて見ることが出来ました。
そしてその大きさに驚いてしまいました。
G.モナコ広場から始まった市場はモナコ通りを埋め尽くし、更に伸びてグランデ広場までずーっと続いています。
いったいどこからこんなに集まったのだろ、と言うほどのお店が軒を並べており、売っているものも貴金属、装飾品、毛皮、家具、洋服、切手、本、屋根裏のがらくた等、アンティクもあればただの古いものもあり、店のひとつひとつを見て歩いていると目が回ってきそうです。
こういうところで買うときは必ずと言っていいほど値切ります。
お店の人は値切られてもいいように初めは高い値段を付けていますので、少し値切ると直ぐに承諾して負けてくれます。
そこから更に値切るのがプロの人。
私はそこまでは出来ませんが、最初の値切りはお店の人のためにもちゃんとします。
と言うことで、私はドロップ型のパールのイヤリングを30ユーロで買い、 真千恵さんは蓮の葉の中に宝石が散っているような素敵なブローチを60ユーロでゲットされました。
これも最初は75ユーロだったところを、私が交渉して60ユーロにさせたのですが、プロだったら50ユーロまで下げたかな・・・?
さて、こういう人の多く集まるところではバッグに十分気を付けていただきたいのです。
中に入っているお財布が狙われます。
人が集まるところにはプロの盗賊がグループで稼ぎに来ており、先ず金を持っていそうな人に目を付けます。
盗みを働くのは移民が多いようです。
先ず、目を付けた人が出し入れする財布にどれだけお金が入っているかチェックします。
そしてそのお財布をバッグのどの辺りに入れるかもチェック。
大金の入った財布を持っている人を見つけたら、即尾行です。
そして盗めるチャンスをうかがうのです。
ほんの数秒バッグを目の届かないところに置いた時、ベルトの長いバッグだったらバッグの部分が屋台の下にぶら下がったとき、がチャンスです。
数秒で盗んでいきます。
盗まれた人はバッグを触られたことも気が付かなかったと言います。
それだけプロなのです。
旅行者の方にお勧めします。
旅行に出るときは財布を2つ用意し、頻繁に出し入れする財布には小金だけを入れ、大金、クレディットカードが入った財布は外では使用しないようにします。
財布の中の小金が少なくなればホテルを出る前やトイレに入ったときに足すようにします。
これだけで盗まれる率がぐっと低くなります。
勿論小金の入ったバッグは必ず目の届く位置に置くこと。
出来れば、12cmX12cmの四角い袋(蓋付き)をジーンズの残り切れかなにかで作り、そこに大金、クレディットカード、パスポートのコピー、クレディットカードの盗難届け先を書いたコピーを入れ、ズボンかスカートのウエスト部分の内側に安全ピン(もしくは縫いつける)などで留めておくと安心です。
せっかく楽しい旅行が悲しいものにならないように、自己管理が必要です。 |