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トスカーナ日記


3月21日

春になって花も咲き始め、新緑も出てきたと思ったら又寒くなり、今日は朝からみぞれが降りました。
木曜日は我が町で朝市が立つ日ですが、こんな日は出ている店も客も少ないだろうなぁと思いながら時々落ちてくる花びらのような雪片を眺めていました。
それが昼食の用意を始めた頃から止み、そして太陽が輝きだしたのですから、これこそ「4月の天気」又は「春の気候」でしょうか。

今週末はイースター「復活祭」ですが、イースターは毎年その日が違います。
通常、3月の末、もしくは4月に入ってからですが、イースターはある日から数えて何週目とか、私には良く分かりませんが、毎年日が違うのです。
ただ、同じなのは毎年イースターになると必ず天気が悪くなることです。
3月の末であろうが、4月の中旬であろうが、春の気候が今は私の出番ですよー、と頑張って暖かい陽を照らしている日々を急にかき分けて、雨、雪、風を吹き荒らして寒くなるのがイースター。
自然の現象とはいえ、毎年悪天候になるイースターとは、なんなのでしょう?

さて、私は去年からトスカーナ日記に「面白いことが始まりますのでお楽しみに・・」と何度か書きましたが、とうとうその事についてお話が出来るようになりました。
メールでも、「どうなりましたか?」なんてお問い合わせを頂いており、やっと結果が出たかな、と言うところです。
ただ、非常に残念なのは去年思っていたほど面白くはならなかったことです。
イタリアの気質、イタリア人の仕事に対する態度、とでも言いますか、思ったように進まないのがこちらの性質のようです。

面白くなりそう、と思った計画には別の方が関係していらっしゃったので、どんなことを計画していたのか、ここに書くことは出来ませんのでご了承ください。

でも、急転換しまして、我が町に新しくオープンしたスパとその横にあるアパート式のレシデンスのレセプションの仕事を私がすることになりました!
トスカーナ郊外の更に田舎にも他国からの旅行者がどんどん増えているここ数年、イタリア語以外に英語、ドイツ語、フランス語、そして日本語(!)が片言でも話せる私が便利だと言うことでお話が回ってきたのです。
私自身いろんな国に住んで必要に駈られて学校へ行ったり、自分で勉強して覚えた言葉ですから、今それを役に立てる事が出来るのは嬉しい限りです。

 

夏は旅行者が土曜日から土曜日感覚で入れ替わります。
レシデンスも土曜日が一番忙しくなる日ですから、私のお仕事は土曜日と日曜日の2日間と一応決まっています。
それ以上は正直したくないのです。
私は料理も好きだし、家の掃除も好き、ヨガも時間をとってゆっくりしたいし、出来ればガイドも続けていきたいので、それが出来る時間が必要です。
毎日仕事で出かけることは出来ません。
それはトスカーナに来る前まで十分してきましたから、もういいでしょう。
収入はあまりないけれど、素敵な家に住めて、食べたいものが食べられる今の状態で言うことなしです。
と言うことで、スパの仕事は土曜日と日曜日だけなのです。

レシデンスの仕事はまだ始まっていませんが、スパは先週の日曜日に初めて開き、レセプションを経験してきました。
先週の日曜日は7名の若者達の借り切りだったため、ごく簡単でしたが、復活祭を前後に沢山の旅行者がやってきますから、この週末(日曜日と月曜日)はかなり忙しくなるのではないかと思っています。

スパはこちらで「チェントロ・ベネッセレ」とも呼ばれます。
私がお仕事をする所は小さな規模ですが、サウナ、トルコバス、ジャクジー、血液の循環を良くする足専用のスプレー(名前が分かりません)、そしてリラックススペースがあり、ハーブティーも用意されていて完璧です。
その他に、10分で日焼けの肌を作るスプレーとか(黒糖やジンジャーを使っていて製品はオーガニックなので、口に入ってもまったく平気とか)、母体の中にいるように感じるリラックステーブル、海の上に漂いながらマッサージをしてもらっているように感じるテーブル、勿論普通のボディマッサージ、お顔の掃除などもあり、何かと面白いスパです。

オーナーそして同僚達はイタリア人で、オルガナイスの面ではゼロ。
行き当たりばったりでまぁやっていこうじゃないか、と言うやり方には驚かされますが、それでもなんとなくお店などは経営出来るのですから、私があまり心配してもしょうがないかと、彼らのリズムに乗っていくつもりでいます。

一応1ヶ月やってみて様子を見ようと思います。
人生又新しい事の始まりです。
新しい人たちとの出会いです。
ヨーロッパは歳ではなくて経験で雇ってくれるから私はラッキー。
新しい人生に挑戦です!

先週、私がガイドで出ている間に、大家の孫のエミリーが小さな手で摘んだ野花を我が家に届けてくれたそうです。
ジョン・クロードが家にいましたから私の変わりに受け取って、小さなグラスに入れておいてくれました。
こんなに可愛いブーケを届けてくれる彼女の気持ちが本当に嬉しい。
見る度に微笑んでしまい、やっぱりトスカーナの郊外はいいなぁ、どこにも行けないなぁ、と又思ってしまうのです。

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1グループ6名様までのミニグループツアーを計画しています。
詳細はこちらからご覧ください。
http://www.deeshan.com/guide/diary07/18.htm