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トスカーナ日記
4月23日
シエナは思ったよりも大きく,赤い屋根の建物がカンポ広場を中心に星のように広がり,その間をくねる石畳や,行き止まりの薄暗い中庭,迷路のような細い路地と小広場等があり,全く中世期そのままで時間が止まってしまったような感じのする町です。
先ずびっくりさせられるのがカンポ広場の広さです。谷の傾斜に沿って,レンが舗装の広場が中央部に向かってすり鉢上に窪んだ反円形をしています。そして,9人の執政官で構成されていた政府を象徴して,白い石の線で細長い9つの扇形に区切られていますが、この線が広場をもっと広く錯覚させます。
この広場はハイシーズンになると数多くの旅行者で一杯になります。
広場の中心部にあるのが1409年から10年かけて作られたガイアの噴水で,13の彫刻で飾られゴシック形式とルネッサンス形式を取り入れています(現在の彫刻は複製ですが、、、)。この泉にもローマにあるトレビの泉のように、旅行者が又来れますようにとコインを投げ入れています。
広場にはプブリコ宮殿とマンジャの塔が見られます。このゴシック建築の宮殿はトスカーナ地方で最も華麗な物の一つだそうです。この内部には大変興味深いフレスコ画が沢山保存されています。もう600年から700年もたっているのにその保存状態には驚かされます。102メートルあるマンジャ塔には登ることが出来,シエナ周辺の田園風景などのパノラマを楽しむ事が出来ます。
ここでは大聖堂も有名ですが,この大聖堂は約180年の年月をかけて,数多くの建築家の手を渡って作られ,ロマネスク様式と盛期ゴシック様式が同居した美しく興味深い建築物です。外部も勿論ですが,中に入られたら,どうぞ床の装飾にもしっかり注意を払ってきてください。
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