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トスカーナ日記

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7月06日
 

ワイン巡り

今日はワインテストをした2日間に付いて書きましょう。

学会でフィレンツエに来られているお医者様が、トスカーナ最後の日を「ワイン巡りにしたい」とご希望されて,私たちの所へいらっしゃいました。それでいつもの名所旧跡の事は忘れて,ワインナリ−巡りをする事になりました。

先ず行ったところが,モンタルチーノです。ここでは,「ブルネッロ・デイ・モンタルチーノ」を最初に造った,「ビオンデイ・サンテイ」を訪ねました。広大なブドウ畑の真中にそのワイン醸造所はあります。ワイン醸造所と言っても,外から見る限りは普通のお屋敷にしか見えません。そこで,先ずカンテイ−ナに入りサンテイ氏の義理の息子さんからワインの歴史を聞く事になりました。ここでは今でも昔ながらの方法でワインを造り,量よりも良い質を作るように努力しているそうです。そしてテストしたのが,「ロッソ・デイ・モンタルチーノ」と「アナッタ 1998」です。ワインテストには30‘000リレを払います。ワインを買うと,それは必要ありません。なんでも昨年,サッカーの中田選手がここにきてワインを買って帰ったそうですが,義理の息子さんが言うには中田選手は76万円分のワインを買ったそうですし,又別の人の言う事には320万円分買って帰ったそうです。どちらにしてもかなりの料金ですね。


次のワインテストはモンテプルチアーノに移ります。ここで一番古くから「ヴィノ・ノビッレ」を作っている「コンテゥッチ」に行きました。ここで、もう40年も仕事を任されているアダモの陽気な接待で,「ロッソ」,「グロン・クル」,「リゼルバ」そして,食後酒「ビン・サント」をテストしました。テスト料金なし。その後,別の小さなお店に入り,そこで先ずいろんなサラミやプロシュート,ペッコリチーズの味見をした後,又ワインテストです。同じ「ヴィノ・ノビッレ」ですが,勿論ここの家で作っているものです。200件もこういったワイン醸造所がここにはあります。


次の日は私達の住んでいる近くにあるワイン醸造所へ行ったきました。


先ずは,サン・ジミニヤ−ノにある「ファットリア・パラッジオ」です。ここには各種の白ワインがそろっています。特に有名なのが,「ヴェルナッチア・デイ・サン・ジミニアーノ」です。これはサン・ジミニヤ−ノでしか造られていないワインです。その他にテストしたのは,「ビアンコ・シャルドネイ」,「ビアンコ・スヴィニオン」,「ロッソ・キアンテイ」でした。特に「ビアンコ・スヴィニオン」は,パッションフルーツの香りが高く,私もこれはテストしましたが,それはそれは美味しいワインでした。そして値段はたったの8‘000リレです。残念な事に私はここの写真を取る事をすっかり忘れてしまいました。テストをさせてくださった若い彼がそれはハンサムな人で,ホリーウッドの映画に出てくる人にそっくりなのです。名前が思い出せないのですが,主人に言ったら,「ああ,誰の事を言っているのかわかる」といっていたほど似ていました。長い足に,明るいブルージーンズをはき,真っ白なワイシャツを着ていました。肌が真っ白で,私はきっとこの俳優が映画を撮らない時にここへきて仕事をしているのではないかしら,と思ってしまったほどです。


テストにはチーズやパンまで出してくれて,テスト料金なしです。白ワインもしっかり冷えていました。良い所です。


さあ,次はいよいよ,ワインを知っている人は必ず知っている場所,「ボルゲリ」です。今、世界で一番有名で,一番高いワインがここで造られています。


「サッシカイヤ」と「オルネライヤ」です。「サッシカイヤ」でのワインテストは毎木曜日の朝,「オルネライヤ」でのワインテストは毎水曜日の朝と限られています。それも早くから予約を入れていないとテストには参加できません。


で,私たちが行った所は「ボルゲリ」の小さな町にある,バー件レストランです。ここで小さなつまみを食べながらワインテストが出来ます。一人30‘000リレ。テストしたワインは「スカラブローネ・ロザ−ト*アンテイノリ」、「フェルメンテイーノ・ビアンコ*アンテイノリ」、「スヴィニヨン・ボルゲリ・ビアンコ」,「ロッソ・デイ・モンテスクダイヨ・ラ・レゴラ」,「ロッソ・デイ・ボルゲリ」でした。一番美味しかったのは「ロッソ・デイ・モンテスクダイヨ・ラ・レゴラ」で,グラステストのはずがあまり美味しいので,1瓶全部飲み干してしまったほどです。



片桐久仁彦さんが、彼のHP上で「旅に生きる人々」の連載記事を載せておられ、今回は私の記事が載ることになりました。興味のおありの方、こちらからどうぞ覗いてみてください。