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トスカーナ日記

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3月31日

明日の日曜日は復活祭の日。その前の金曜日は聖金曜日で、次の月曜日は復活際の後の月曜日なのでお休み。ということでこちらヨーロッパでは金曜日から月曜日の4日間は連休です。それを利用して、沢山の人達が旅行に出かけます。勿論ドイツ人、スイス人、オーストリア人、オランダ人など、寒い国の人達はトスカーナの暖かい気候を求めて一斉にやって来ます。多いのがキャンピングカーでやってくる人達です。何しろ家族で来る人が多く、全員でホテルなどに泊まると高くつきますから、キャンピングカーが多いに利用される訳です。イタリア人がちょっと軽蔑した口で「ドイツ人やオーストリア、オランダ人はキャンピングカーに自分達の食材を全部積んでくる、トイレットペーパーまで積んでくるし、呆れるのはワインの国イタリアに来るのに自分の国のワインまで持ってくる」というのを聞きます。まあ、自分達の食べなれた食材を持ってくるのは分りますが、ワインはねえ、是非こちらトスカーナのワインを飲んで見て欲しいと思いますが、まあ個人の好き好きで・…。

イタリア人もキャンピングカーが大好きです。これも家族連れに大変利用されていますが、この復活祭にもキャンピングカーでトスカーナを訪れるイタリア人が沢山います。昨日フィレンツエから帰ってくる時に、キャンピングカーの行列を何度も見ました。なんだかサーカスの一行が並んで走っているようでしたが、それだけキャンピングカーを利用する人が多いのです。ここ数日、ガイドでフィレンツェやシエナなどに行ってきましたが、まあ旅行者の多いこと。シエナの「マンジャの塔」には既に切符を買う人の長い行列が出来ていました。この「マンジャの塔」に登るには、プブリコ宮殿の中に設けられている切符売り場で切符を買いますが、この切符には登れる時間が書いてあり、切符を買って直ぐに登ることは出来ないのです。塔には30人づつしか上れないように制限がしてあり、それで切符には時間が記されているわけです。冬場の人の少ない時は切符を買って直ぐに上れますが、行列に並んで切符を買った場合は、その後更に登れる時間まで待つ事になるわけです。ツアー客はそれで殆ど登れないことになります。

1つ知らなかったのが、フィレンツェにある「サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂」にあるブルネッレスキ作のクーポラが復活祭の準備の為登れなかった事です。大聖堂自体午後からしか空いていませんでしたので、来年は覚えておかないといけませんね。

さて、イースター
(復活際)の名物といったらイタリアではチョコレートで出来た卵です。卵というのは人生の始まりという意味だそうで、それでイースターに使われるようになったようですが、スイスでは普通の卵にいろんな色や綺麗な模様を画いて庭において子供達に捜させたり、又はテーブルの上に飾ります。イタリアでは昔はそうだったようですが、いつの間にやらチョコレートで作られた卵になり、今では長さ30cmほどの大チョコ卵の中におもちゃや等が入ったものが綺麗な包装紙に包まれて売られています。流行っているのが、プレゼントなどを自分で買い、それをお菓子やさんに持っていって、30cm大のチョコ卵の中にそれをいれて包装してもらい、好きな人に送ることです。でもこれで去年、大変な事件が起こってしまいました。ある男性が、好きな女性に婚約を求めるつもりでダイヤの指輪を買い、それをお店の人にチョコ卵として包装してもらったのです。彼は女性に中に入っているプレゼントの事は言わずに、イースターの卵として送ったのです。もらった女性は喜んだのですが、ただそのチョコレートがブラックチョコレートだった為、彼女は自分が好きなミルクチョコレートに変えてもらう為に、男性に言わずにお店に持っていき、ミルクチョコレートと引き換えてしまったのですね。それを知った男性は驚き、大急ぎでお店に走っていきましたが、ああ、遅かりし、彼が作ってもらったダイヤ入りチョコ卵は既に誰かに売られた後でした。勿論、ダイヤの指輪は戻ってきませんでしたし、その二人の婚約は実らなかったそうです。

今日はエルバ島に付いて書こうと思いましたが、話が大変な所に飛んでしまいました。それで写真は先日行ったシエナとフィレンツェの写真を載せることにします。エルバ島については又にしましょう。
 


少し前ですが、ローマやミラノでやられているタクシー詐欺について書いたことを覚えていらっしゃいますか。又今同じチャンネルでタクシー詐欺の事を、これまた同じ日本人の囮を使ってやり始めました。今回はこんな手口です。
タクシーが目的地に着き、運転手が料金は10ユーロと言っています。旅行者はユーロのお札が良く理解できないので、10、20、50,100ユーロの札をそれぞれ運転手に見せて、料金にあう札をこの中から取ってくれと言います。そうするとですね、どの運転手も必ず50から100ユーロ札を取ってしまうのですね。いろんなタクシーで同じトリックをやってみたそうですが、正直に10ユーロ札を取った運転手はいなかったそうです。ああ、なんて世の中なんでしょう。でもこれが普通でしょうか。いろんなお札を見せられて、どれを取ってもいいよ、と言われればやはり大きな札を取ってしまうのでしょうか。
とにかく、前回のタクシー詐欺では22人のタクシー運転手が資格剥奪になったそうです。やはり悪い事はしないほうがいいようですね。このチャンネルはとても視聴率の高い番組なので、今度は逆にタクシー運転手の方が、日本人客を見ると「気をつけろ!カメラに撮っているかもしれない!」と用心してしまうかもしれません。良い事です。


今晩(土曜日)の夜中に夏時間に変わります。ヨーロッパでは冬時間と夏時間があり、それぞれ1時間早くなったり遅くなったりします。夏時間と言うのは1時間早くなります。と言う事は今8時だとすると明日は9時になっているわけです。そう、夏時間に変わったときは1時間睡眠時間が減るわけです。日本とは7時間差になります。そしてこの日から日が長くなり、明日からは夕方8時近くまで日があります。


先日フィレンツェの駅に切符の予約で行ってみたのですが、まあ、なんと混雑している事か。駅は人であふれています。その人の中を抜き進んで切符売り場に行きますが、窓口が約10個ほど空いていて、それが3つづつに仕切られており、そこで列を作って待つようになっています。しかし、その1本づつの列の長いこと。見ただけでいつ切符が買えるのかしらと不安になってしまうほどです。自動切符販売機も沢山ありますが、そこにも列が出来ており、それで買うのはもっとややこしいようです。
10日程の旅行日程で、フィレンツェ、ミラノ、ローマ、などといろいろな場所に移動される方には、是非日本で列車の切符を手配して来られる事をお勧めします。これだけでもストレスがづーっと減りますよ。なにしろ切符を買うだけで、半日は過ぎてしまいそうなんですもの。
ヨーロッパの駅には日本のように改札口がありません。イタリアでは列車に乗る前に切符をホームの端に取りつけられているオレンジ色の機械で、ガチャン!と押してから乗ります。それを忘れると罰金を取られますのでお忘れなく。
スイスの駅にはそれがなく、そのまま列車にのって車掌が来て、切符をパチン!としてくれるのを待ちます。時々まったく来ない時もありますが、まあ気にしないでください。