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5月19日
先ず最初に謝らなければいけません。
又先週の「トスカーナ日記」が抜けてしまいました。ごめんなさい。
どうもガイドのお仕事が入っている時は、なかなか日記が更新できません。
という事で先週は今年の3月にリタイアーされたご主人とその奥様のガイドをしておりました。お二人はトスカーナだけではなく、その後イタリア全土を回り、そしてスイスに入るという約2ヶ月の旅をされるのです。ご主人が旅行の全てをインターネット上で手配されたそうです。ホテルの手配、列車の手配、とにかく全て。
先ず最初の週は私達と一緒に、イタリアに馴染まれる事から始められました。はっきり言いまして、イタリア語は勿論、英語もわずかにお話されるだけですが、でも奥様とご一緒に二ヶ月もの始めての海外旅行に出かけられるという大きな冒険心に感心させられました。今までは仕事と家庭があり出来なかったことを、今始められたわけです。年なんて関係ありません、自分の夢に向かっての冒険心があるかどうか、それが肝心なのです。
という事で、イタリア語の挨拶からはじまり、スーパーマーケットでの買い物のしかた、ユーロの使い方、お釣りのもらい方、レストランでの支払い方、等など私達とご一緒に経験していただきました。その後の1週間は、お二人はアグリツーリズモに滞在されていましたので、レンタカーを借りられて、お二人だけでお買い物に行かれたり、写生に行かれたり、又古いトスカーナの町を訪ねられたりと楽しい日々を過ごされたようです。いらっしゃった時よりはお二人とも少し陽に焼け、たくましくなられたようです。そして、今日ヴェニスへと列車で発たれて行かれました。お別れの時は又私は奥様と一緒に泣いてしまいましたが、どうかこれからも楽しい旅を続けられます様に願っております。
そして来週いらっしゃるのは6名の画家達で、彼等との最初のコンタクトは去年の7月でした。あれから10ヶ月。いよいよ来週皆様にお会いできるわけです。長かったような、短かったような。長い間文通していたお友達とやっと会えるような気分で、ワクワクしています。真っ赤なポピーが野原一杯に広がり、赤い生地を切り取って、丘の上にふわっと置いたような感じです。きっと皆様のよい画題になることでしょう。
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