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トスカーナ日記

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月27日

前回御知らせしましたように、今、画家を含む6人の方達がいらっしゃっています。
5
4日、6名全員がお元気に空港に到着されました。
初めてお会いする方達ですが、メールの交換が去年の
7月からという事もあり、「初めまして…」と言う気持ちと、「ようこそ、お久しぶりでした…」と言う気持ちとが入り混じった不思議な興奮の一瞬でした。
先ずはフィレンツェのホテル・ローマで一泊です。
いつもでしたら、空港から直接私達の近くの宿泊地へご案内するのですが、今回はゆっくりする意味で、先ずはフィレンツエ泊。
翌日の朝は皆様だけでウフィツイ美術館へ直行され、既にトスカーナ旅行の始まり始まりです。そしてその後、私達とのトスカーナツアーが始まりました。

先ずはレオナルド・ダ・ヴィンチが生まれたヴィンチ村から訪問です。ヴィンチ村に付いては既にトスカーナ日記で書きましたので、ここでは書きませんが、膨大な数のオリーブの木に囲まれた村とダ・ヴィンチの生家には皆様大変感激されていらっしゃいました。その夜からの宿泊地はアグリツーリズモです。周りには何もない山の中にあるアグリツーリズモで、昔は貴族の方達の住居だったのですが、今はそれをアグリツーリズモに改築して、家族全員で経営しているところです。TVも電話も部屋にないというホテルに比べたら辺ぴなところですが、でも自然が一杯で眺めがそれは素晴らしいのです。最初の夜は1部屋でお湯があまり出ない、というイタリアらしいハプニングもありましたが、先ずは皆様ゆっくりとお休みされたようです。

次の日はサン・ガルガーノ、シエナそしてモンテリッジオーニを回りました。
ドライブの途中の野原では、今、丁度真っ赤なポピーの花が野原一杯に広がり、緑の麦畑に映えて皆様の目を奪います。「うわ−、綺麗…!」と言う声を何度聞いたことか。そしてこれが個人旅行のいいところで、綺麗な所では私達の車はいつでも停車するのです。勿論皆様パチパチと写真撮りです。
その日の夕食はカンツォーネを聞きながら、というものでしたが、歌を歌っている人がさほど上手くなく、そして
25人ほどのイタリア人グループが横でやかましく騒いでいる中での夕食は、楽しいというよりも、6名の皆様を余計に疲れさせてしまったようで、あまり良いプランではなかったなぁ、と少し反省してしまいました。その夜は雨。

次の日はエルバ島行きを予定していたのですが、皆様お疲れだったことと、そしてお天気の事もありキャンセルという事になりました。その代わりエトルリア人が作った唯一の海辺の町、ポプロニアへお連れしました。その頃にはお天気が大変良くなり、皆様の為にバラッテイ湾も青く透き通ってくれ、写真には最高。帰り道ではボルゲリの糸杉も写真に収めました。
そして、私と主人が一番喜んだ事がその夕方起こったのです。なんと女性
3人が私の家でお寿司を作ってくださったのです。お米から寿司の材料、その他もろもろを全員で手分けして私達を喜ばす為に持ってきてくださったのです。お米も全部で6kg!まあ、重いのにわざわざ日本から・・・!感激!
どうして日本の方達はこんなに親切なんでしょうね。人のことを思う気持ちがとても強いですよね。こんな優しい心を持っていらっしゃる方達とご一緒出来る私達は本当にラッキーです。

そのお礼というか、次の日は皆様と一緒に朝市に出かけた際、皆様を夕食にご招待し様と私は少しの間、買い物に熱中させていただきました。夕食にはクロステイーニとイワシのパン粉焼きのアンテイパストと、ズッキーニとトマトの夏のスパゲッテイを作りました。旬のチェリーも食べて、簡単でしたが皆様と一緒の夕食は楽しかったですね。その後は、蛍を見るために家の前の谷まで行ってみました(そこまで行かなくても、もう庭にちかちかと光っているのですが・・)。いるいる。蛍の光があっちに、こっちに光っています。丁度満月でお月様がこうこうと照っていて、蛍を見るには余り適している夜とは言いがたかったのですが、それでも周りに沢山飛んでいて、皆様大喜びでした。ああ、見ていただくことが出来て良かった−。

又楽しい日が過ぎていきました。

5日目はイタリア人家庭訪問の日でした。
先ずはアラバストロとオリーブの木を使って箱や飾りを作っているマルチェッロの家を訪問しました。いろいろ見ている間に伊都子さんが古い瓦にトスカーナの風景が象眼細工で施された壁掛けを気に入られて購入されました。なんと重さ
2kg!頑張って持って帰られます。
その後は私達の大家さん家のおばあちゃんの所でコーヒーをご馳走になる事に。おばあちゃん家は昔の宮殿の並んでいた所なので、寝室の天井にはフレスコ画が画かれています。ここでも又皆様のカメラのシャッター音が響きます。こんなに美味しいコーヒーは何十年ぶり、なんて嬉しいお褒めの言葉をおばあちゃんはいただき、私達は海辺のレストラン「ピネッタ」へ急ぎました。
海は荒れていましたが、ここでのお料理の美味しかった事!ヤムヤム…・
私と主人はすっかり皆様にご馳走になってしまいました。有難うございました。
その後もう一軒友達の家を訪問した後、早めにアグリツーリズモへ帰って行きました。というのは今日、皆様がヴェニスへ行く日だったのです。朝
815分にはアグリツーリズモを後にして、フィレンツェ駅に向かいました。ヴェニス行きの切符は私が既に購入済でしたので、長い列に並んで買う必要もなく、少し早めに着いた駅で列車待ちです。私は男性諸君と一緒に列車の出るホームをチェックしてから、皆様を後にしました。これで皆様とは2日ほどのお別れです。29日に帰ってこられたら、次の宿泊地はキャンチアーノ・テルメ。ここは私達の住んでいる所からかなり遠く、私達には毎日の往復は無理なので、結局皆様と同じホテルに泊まることになりました。うむむ・・楽しみ!

という事で、この後は又皆様がヴェニスから帰られてから、という事になります。
どうぞお楽しみに。


PS. 3
日目、車の中で皆様が懐かしい日本の歌を合唱してくださったのですが、私は丁度風邪で喉をやられてしまい声がまったく出なくて残念な思いをしました。皆様がヴェニスから帰って来られるまでには治しておき、次回は是非ご一緒に合唱したいものだと思っています。