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トスカーナ日記

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月22日

昨日から鳴り始めた雷が、今日になっても朝からゴロゴロと空一杯に鳴り響いています。別に大雨が降るわけでもなく、ポチポチと小雨を降らした後は、ただひたすらに調子の悪いお腹のようにゴロゴロと音を立てています。
そして時に太陽がサーッと光を放ち、次の瞬間は又暗くなる、という、「今日は雷のお祭りだーぃ」、という感じ。

特にこういう日は電気製品、コンピューターとか、
FAX機とかがやられやすい日だから気をつけないと。

さて、今は葡萄の収穫の時期です。
今週もキヤンテイに行って来ましたが、あちらこちらで収穫した葡萄を運ぶ軽トラックを目にしました。
1週間ほど前から始まったようで、機械で収穫する所もあれば、手で収穫するワイナリーもあります。が、やはり良質のワインは手で収穫しないと、というワイナリーがいまだに多いのです。葡萄の収穫は始まったら約20日以内に全部の収穫を済ませないといけないようで、それこそ何処も大忙しになるのですが、そこで問題になるのがお天気です。
雨が降ると収穫が止まってしまいます。特に今年は太陽が一番必要だった8月下旬からお天気が悪く、良質のワインの出来が危ぶまれていますが、今日のような天気がこれから数日続くと、それこそ今年はリゼルバのような良質のワインは諦めて、テーブルワインしか造れないのではないかしら、と心配してしまいます。

後1週間ほどすると、葡萄畑が紅葉します。又キヤンテイが素晴らしい違った風景を見せてくれることでしょう。

そして11月5日にはこちらイタリアレストランでは一斉に「
Vino novello・ヴィーノ・ノヴェッロ」といって出来立てのワインが飲まれます。まだアルコール分が少なく、丁度葡萄ジュースを飲んでいるようで、とってもさわやかで美味しいんです。

今週はガイオーレ・イン・キヤンテイに又新しい“Castello・お城”を見つけました。
Castello di Meleto」というところで、ある家族によって十三世紀に建てられたお城で、それから800年もの間キヤンテイでは重要な家族の一つとして君臨しています。

ここは実にしっかりとお城の姿を残しており、円柱状の見張り台が四方に張り巡らされていて、昔の貴族同士の戦いがいかに激しかったかを創造させられます。
お城の中はバロックスタイルで壁や天井がフレスコ画で綺麗に描かれ、家具もそのまま残っています。
庭が又いろんなハーブを使って形作られており、綺麗に刈り込まれていて気品があります。花も一杯。びっくりしたのが庭の回りの垣根がローズマリンで出来ている事。近寄るとアロマテラピーのように良い匂いが漂っていました。
お城の中は毎日訪問する事が出来、ここで造られているワインと共に、優雅な一時が味わえるようです。
私達が訪ねた時は丁度ウエデイングがあるということで、中に入ることが出来ませんでしたが、裏に大きな庭もあるようですから、次回は必ず入ってみたいと思っています。
 

今週は又美味しいレストランも発見したのですよ。
ラッダ・イン・キヤンテイにある「
Ristorante La Cantoniera」です。

山の中にぽつんと立っている、でもトスカーナ風の可愛い石造りのレストランです。
私達は予約をして行ったのですが、木曜日なのに夜8時を過ぎると満席。
「今朝入荷したばかり」という白のトリフュと採れたてのポルチーニの茸がその晩のご馳走でした。
ご一緒した建治さんと敦子さんと食してみましたが、お味は大変良かったです。お若いご主人もラフな服装で気さくな人で、エレガントなレストランですが、居心地が良い所でした。
夏には是非テラスで食事をしてみたいと思います。

前回のトスカーナ日記で書きました「
Badia a Coltibuono」で毎金曜日開かれる料理教室について、もう少し詳しい情報です。
最低12名集まらないと教室が開かれない、とパンフレットに書いていたのですが、今週又ここへ行く事があり、直接料理教室に関わるクック、パオロに聞いてみたところ、2人からだったら料理教室を開きますよ、との返事でした。
今までにも、もし出来たらイタリア料理をちょっと習ってみたい、とご希望される方が多かったので、この情報はググーッと興味を引いて来るところではないでしょうか。料理教室は朝10時から15時まで。前もって予約が必要です。
トスカーナ観光の途中でちょっとお料理でもしてみますか・…!?