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9月28日
すっかり秋ですね。
気温がかなり下がっており、朝夕10度ほどにしかなりません。
これからどんどんと下がっていくのでしょう。今年は夏が短かったので、なんとなく寂しい気がします。
昨晩は例年より早く暖炉に火を入れました。暖房を入れるほど寒くはないが、しかしじっと座っていると冷えてくる、という時に暖炉はとても良いものです。
今年は雨が多かったので湿っている空気を乾燥してくれますし、そして居間の暖炉に火が燃えているというのは、なんともアットホームな雰囲気を与えてくれて、私は大好きです。
それで昨晩は暖炉の近くのテーブルに簡単な夕食を用意し、ワインを片手に、やってくる冬に乾杯をしました。
大皿にサラミ、プロシュート、ペッコリーノチーズ各種、蜂蜜、そして白葡萄(ムスカット)を並べました。時期的に今葡萄がとても美味しいので、良く食べます。チーズと蜂蜜が良く合うのはご存知ですか?小さく切ったチーズに少し蜂蜜をたらして食べてみてください。美味しいですよ。お試しください。
今週は九州にお住まいの女性お2人が来ていらっしゃいました。なんと彼女達は私達のトスカーナガイド始めてのリピーターです。去年の丁度今ごろ、キヤンテイをご一緒していました。
彼女達はイタリア、そしてトスカーナが大好きな人達で、既にイタリア旅行は3〜4回目になるそう。
今回は余り訪問していない郊外の小さな街を訪ねてみたい、との事で、いろいろとご案内してきました。
そのある日、ワイナリー「バンフィ」に行く途中で、ワインの収穫をしている人達に出くわしました。早速 皆、カメラを片手に車から飛び出します。
私は車の横に立ち、彼女達に「彼等の所へ行って、写真を撮っても良いですよー。葡萄の味見もさせてもらってくださーぃ」と大声で叫びます。
勿論彼女達は大喜びで、早速畑の中に入っていったのですが・…。
トホホッ、なんと前日雨が降った為に、土地が粘土のようにネチャネチャだったのです。
可愛そうに綺麗に磨かれた彼女達の靴が粘土で泥だらけ。かかとのある靴にはそこまで粘土がびっしり詰まっています。不幸中の幸いでブーツとバスケットだったので、足まで汚れてしまう事はなかったのですが。
「ひやー、ごめんなさーぃ」と彼女達を畑におったてた私は謝るだけ。
でも彼女達は葡萄収穫時の写真が撮れた事で大満足。
靴は後で、ミシェランの星付きのレストランの横にあった水道で綺麗に洗ったのでした。レストランには入りませんでしたけどね。
「バンフィ」ではそれぞれがワインを買いましたが、そこでワインのアドバイスなどをしてくれる方が、私達が一緒に飲んで楽しめるようにと1本プレゼントをしてくださったのです。
残念ながら彼女達と一緒に飲める時間がその後なく、それでは次回いらっしゃった時に一緒に飲みましょうと約束して、彼女達にはボトルにサインをしてもらい、又再会するまで家で預かっておく事にしました。
トスカーナは大きくて、何度来ても、見て、楽しむところが一杯あります。
本当に又是非お会いしたいものです。ワインも待っています。
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面白いものを見つけたので、ご紹介しましょう。
今週いらっしゃっていたやすよさんと多鶴子さんと一緒にサンジミニヤーノを歩いていて、ちょうど薬局の前を通りかかった時の事です。
やすよさんが急に、「OTOSAN」ってご存知ですか?と訊いてきたのです。
「OTOSAN」・・・?なんですかそれは?とまったく想像もつかないので訊いてみると・・。
なんでも彼女が以前ツアーでイタリアに着た時に、観光バスが止まるやいなや沢山の日本人旅行者が薬局にかけ込んだものだというのです。どうしてかと訊くと、その「OTOSAN」という名の耳の掃除をする道具を買いに走ったんだそうです。彼女自身も友達から頼まれていたので買ったそうですが、それがひどくびっくりするくらい耳の垢を取るのだそうです。
うわーっ、面白そう!と早速多鶴子さんと一緒に薬局に入ってみました。薬局の叔父さんは直ぐに分かってくれて、その実物を出してきましたが、叔父さん曰く、とっても良く取れるよー、との事。
ますます私達の好奇心を膨らませます。早速1箱づつ購入です。
中を見てみると何でもない、ワックスで出来た紙をくるくると巻いた筒状のものが2つ入っているだけです。説明書を読んでみると、この筒状のものの一方を耳の穴に差し込み、外に突き出した一方に、なんと火をつけるようです。
へえーっ、こんな事で耳垢が取れるの…?と思いますが、先ずはやってみなければ分かりません。
そして次の日、ホテルで実行した多鶴子さんの報告では、本当に良くとれたとの事。そして私もやっと昨日実行してみました。
ソファーに寝転んで、彼に火をつけてもらいました。ちょっと不安と期待でドキドキワクワクの瞬間です。火がかなりぼうぼうと燃えますので、これをする時には誰か側にいてもらったほうが安心でしょう。
約10分後、さあ、両方の耳のオペレーションが終わりました。これからが期待一杯の所。
燃え尽きた筒をカッターナイフで切り開いてみて、私は「へえ〜!」と一言。
あまり綺麗なサブジェクトではないので、細かくは書きませんが、それにしてもこんなに、と思うほど綺麗に掃除をしてくれています。信じられないくらい。そして本当に信じられなかったので、今日真新しい「OTOSAN」を買って来て、使用前にカッターナイフで筒の中を切ってみました。ひょっとして使用前に既に中に何か入っているのではないかと思ったからです。
そして開いてみると、「あーっ!」。
筒の中は真っ白でした。という事は、この道具は信用していいのだ、とやっと確信し、そして安心したのでした。
1箱5〜6ユーロで、1回分。もしイタリアに来られることがあれば、試されてみては…?
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