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ミディ運河クルーズ

カルカソンヌに遊びにきてくれた友達夫婦シャンタールとフランソワと一緒に、世界遺産のミディ運河をめぐるクルーズに出かけました。カルカソンヌという街の名前は聞いたことがあったけど、未だに行ったことがなかったという二人は、このミディ運河のクルーズを楽しんでくれました。クルーズといっても往復2時間の旅。カルカソンヌを出発して、二つの水門を抜け、そしてまたカルカソンヌに戻ってくる、という旅です。
朝10時、真っ青に晴れ上がった空の下、いよいよ出発です。

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カルカソンヌの小さな港。ミディ運河をクルーズする個人の船がたくさん停まっています。

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『Le Cocagne」が船の名前。朝のクルーズだったからか、乗船客が少なくてのんびり。
シャンタールとフランソワは、太陽の日差しもなんのその、船の先頭に陣取りました。

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ゆ〜っくりと進む船に体を任せてぼーっとしています。贅沢な時間。柔らかい風が気持ちいい。

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ジョン・クロードは船首に構えて、ビデオ撮り。彼も久しぶりのクルーズを楽しんでいました。

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カルカソンヌで一番高い橋。これができるまでは、運河はカルカソンヌを避けて通る計画だったようですが、どうしてもカルカソンヌの街中を通って欲しかった地元の人たちは、手作業でこの高い橋を作ったそうです。

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仲のいい夫婦。フランソワは、物理学や数学を教えてきた教授です。今はリタイヤしていますが、現在の風格は、教授というよりもピノキオのおじいさんみたい。 (^ ^)

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ミディ運河の水は茶色に濁っていますが、ブラックマウンテンや地中などから流れてきた水なので、水質はとても良いそうです。ただ、運河の底が土でできているために、どうしても濁るのだそうです。

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運河の途中にある家。ここに住む人たちが運河の水位を管理していた(いる)のだそうです。今は、小さなキオスクのようになっており、個人船が止まって飲み物を飲んだり買ったりしているようです。

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水路が開くのを待っている個人船。この時期は運河を渡る船が多く、水路ではしばしば船の行列ができます。

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私たちのクルーズの船長。タバコが吸えないからか、ずっとプラスティックの棒を口にくわえていました。

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イエ〜〜〜イ!!

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私たちもクルーズ船上で記念写真。楽しかったー!

7月に入り、この日曜日からフランスではツール・ド・フランスが始まりました。夏の風物詩です。
そして今年もツール・ド・フランスがカルカソンヌにやってきます。というか、今年はカルカソンヌに到着した翌日が選手たちの休息日になるので、カルソンヌには2泊になります。今から見るのが楽しみです。

素敵な夏の日をお過ごしくださいませ。