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レストラン・パションのオーナーシェフ

前回6月24日に更新した「カルカソンヌにグルテンフリーのレストラン」のカルカソンヌ便りで、
glutenfree-restaurant.htm

「シェフ・ ロベールが彼の携帯で、日本で4軒のレストランを開いているというフランス人シェフと一緒に写ったビデオを見せてくれました。そのシェフは日本に40年ほど住んでいらっしゃるそうで日本語ペラペラ。ロベールの作るフランス料理がどれだけ美味しいかをビデオの中で熱弁していました。
このシェフは、フランスを訪れると必ずロベールのレストランにやって来るのだそうです。私、名前を聞くのを忘れてしまったのですが、どなたかご存知ですか?」
と書いたシェフの名前がわかりました。昨日の土曜日に再度カフェ・ロベールに食事に行き、シェフ・ロベールに直接名前を伺ってきました。

pachon

日本に40年ほど滞在されて4件のレストランを経営されているのは、アンドレ・パッションさんでした!
アンドレ・パッションさんは生まれはモンペリエですが、育ったのはカルカソンヌ。シェフ・ロベールとは幼い頃からの知り合いです。
料理が好きで、いろんなレストランで修行をし、カナダへ向かいます。そこでスー・シェフとして活躍し、1970年には大阪万博博覧会で「レストラン・デュ・カナダ」のシェフとして来日。そこで奥様にお会いされたようです。
以来、代官山に「レストラン・パッション」を開店され、以降、オーナーシェフとして数々のレストランをオープンされた、という方でした。
http://www.pachon.co.jp/jpn/pachon/andre.html

上の写真は、シェフ・ロベールが受け取ったレストラン・パッションからの年賀状。ロベールが見せてくれました。
裏にアンドレ・パッションさんからの手書きの挨拶が書かれています。

pachon

シェフ・ロベールがレストランの壁に飾っている数々の写真の一つで、アンドレ・パッションさんと日本人の奥様との記念写真。 フレームのグラスに光が反射して奥様のお顔が見えません。ごめんなさい。

カルカソンヌといえば郷土料理「カスレ」が有名。白インゲン豆とソーセージ、豚肉、羊肉などを煮込んだ料理で、アンドレ・パッション・シェフは、日本にカスレ支部を作り、その振興にもつとめていらっしゃるそうです。
カルカソンヌにいらっしゃる方は、どうぞカスレもご賞味くださいませ。肉を食べない私は食べたことがありません。ごめん。

7月に入りました。ここ数日、夏らしい気候が続いています。雨が多かった6月に比べると湿気がなくなり、暑いですが風もあり、過ごしやすいように感じます。7月もまた素敵。楽しみましょう。