スイスのヴヴェに行ってきました
数年前にスイスのチューリッヒで買った羽毛の布団が夏用なので、その上に足す極薄の羽毛布団を買おうと思ったのが先週。イタリアのトスカーナに住んでいた時は、地熱発電所からの暖房を使用していたので家中が暑くて、薄めの布団でちょうどよかったのですが、こちらフランスに来たらそれでは少々寒く感じるように。それではと、同じサイズで同じメーカーの羽毛布団をこちらで探し始めたわけですが、なんと、同じサイズの羽毛布団がこちらには、ないっ！冗談でしょう、と思いましたが、どのお店にも置いていなくて驚きました。ちなみに、布団のサイズは横２００cmX縦２１０cmです。フランスでは（私たちが探した範囲ですが）この下か上のサイズしか売っていないのです。
仕方がない、ネットで以前布団を買ったスイスのお店を探してみると、私たちの欲しいサイズの布団がちゃんとありました。それもチューリッヒ店だけではなく、フランスに近いジュネーヴ店にも。良かった、送ってもらおうとやってみたところ、外国には郵送しないとか。あ～あ、こうなったらスイスに行くしかないでしょう。
ということで、急遽スイスへ行ってきました。フランスに近いジュネーブですが、それでも休憩を入れながら走ると片道７～８時間はかかります。1日で往復はちょっときついので１泊することに。私がホテルを探す役目になり、見つけたのが、ジュネーブからさらに１時間ほど走ったところにあるレマン湖ほとりの町、Vevey・ヴヴェ（日本ではヴェヴェイと呼ばれるような）の小高い丘の上にあるホテルでした。目の前にレマン湖とアルプスが一望できるホテルです。ル・ミラドール・ケンピンスキー・レイク・ジュネーヴェ
朝５時に家を出発してヴヴェに到着したのがお昼の１時ごろ。昼食を食べて目的のお買い物を済ませてすぐにホテルに向かいました。ジグザグ道をどんどん登って行くのですが、周りの景色の美しいこと。
ホテルのお部屋も素敵でした。向こう側にテラスが・・・。
お部屋のテラスから見た湖とアルプルスです。素晴らしい眺めですが、少々曇り空で景色が霞んでいて残念。
テラスからの眺め。下に見える街がヴヴェです。そんなに大きくはありませんが、チャップリンが家を建てて晩年を過ごした街だそうです。
さらにアルプス。
テラスにやってきたスズメ。いつもはあまり気にされないスズメですが、新しく買ったカメラCANON ４０X OPTICALZOOMのズームを使って撮ってみると、スズメの綺麗な毛の模様が撮れました。自然はこんな小さな鳥のことも気にかけています。
ホテルの周りには森が広がっています。紅葉が始まっていて綺麗。
写真では少々わかりにくいのですが、梨の木です。梨がいっぱいなっています。
ホテル自慢の湖とアルプルスが眺められるテラス。アルプスを眺めている夫婦がいますが、実はお人形。左横にいるのが本物のジョン・クロード。
暑いくらいの良いお天気でしたが、どうしたわけか湖もアルプスも霞んでいます。
テラスで撮ったスズメ。顔が可愛い～。でも、テーブルの上に置いてあるナッツめがけて飛んでくるので油断ならない。
ホテルのチェックアウト前に入った、ホテルにある日本レストランHINATA。到着した夜に食事をしようと思ったのですが、火曜日は定休日だそうで、翌日のお昼に日本食をいただきました。シェフは日本人であることを確認済み。美味しかった～。
ホテルから降りてくる道の両側に広がるぶどう畑。左側に湖があるのですが霞んでいて見えず。スイスはゴミひとつ落ちていない綺麗な国ですが、ぶどう畑もそれは綺麗に整列しています。
こちらは道の反対側になります。丘の斜面いっぱいにぶどう畑が広がっています。
帰りの車中から見た空。ふわふわ雲と筆で掃いたような雲が一緒に出ていて、素敵。
日が暮れて、夕焼けです。この少し前がもっと素晴らしかったのですが、私は見とれていて、あっ、写真に撮ろうと思った時は、この状態でした。
明日から10月。いよいよ秋らしくなってきました。日も短くなりますが、素敵な秋の日々を楽しみましょう。