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風力発電所(ウインドファーム)

数日前、「黒い山」に行った時、ウインドファームを見ました。広い郊外が広がるフランスでは、上の写真のようなウインドファームがよく見られます。火力発電や原子力発電のように燃料を必要としないので、排気ガスやCo2, 燃えかす、使用済み燃料の処理なども発生しなくて、地球環境に優しい、かつ安全でクリーンなエネルギーを作り出すこのウインドファームがフランス人は大好きです。
ペルピニオン、カルカソン、モンペリエなどを含む南フランスの地区をオクシタニと呼びますが、風がよく吹きます。時には強い風も。そのおかげでこの辺りの空気は綺麗なのだと言われていますが、その風を利用しているのがウインドファーム。カルカソンヌ近辺の郊外にもたくさん見られます。

windpower

ウインドファームの風車がたくさん並んでいます。遠くから見ると小さく見えるのですが、なんと3枚あるブレード(翼)のうちの一枚の長さが35~45m、重さは20トン、大きなものになると50トンはあるというから驚きます。
一度、国道を走っている時に、大きな大きなトラックの上に積まれた一本の白い棒のようなものを見かけたことがあります。トラックは先導車をつけてとてもゆっくりと走っていて、載せている棒のようなものがとても重いのは想像できましたが、それが何に使われるのかさっぱりわからなくて、ジョン・クロードと二人で頭をひねっていたのですが、あっ、と私は閃めきました。あれはウインドファームのブレードの一本だ!と。
ヒェ~~、あんなに大きいんだ!とびっくりしました。あんなに大きくて重いものを組み立てて風車にするのも大変な仕事です。

windpower

 

初めてこんなに近くからウインドファームを見ました。いや、本当に大きい・・・。1本の高さが100m近くにもなるsそうです。すごいなぁ・・!

今日も楽しいひとときをお過ごしください。