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涼しい夏2013年

rain

2日前の午後2時頃、 私の住んでいるところに暴風雨がやってきました。
前日の天気予報にはまったく予報されていなかった雨だったので、驚きました。
稲妻、雷、強風、激しい雨、雹、と一応全て揃った暴風雨で、窓から外を見ると回りの風景がボーッと白くかすんでいました。
15分くらいで止むだろうと思った雨は、なんと1時間以上も降り続き、炎天下の中で乾燥していた土地に十分な潤いを与えてくれて良かったのですが、ただ、直径1cmはあった雹がオリーブや葡萄の実にダメージを与えていないだろうか、と心配ではありました。
この暴風雨は私の住んでいる場所を中心に雨を降らしたようで、ここから2km先では全く降らなかったそうで、びっくりしました。あんなに激しい雨だったのに。
ここではローカルレインと呼んでいますが、同じ街でも左端に雨が降って右端に降らない、なんて事が度々あるのです。

私は雨を見るのが好きです。更に雨が降る音を聞くのも大好きです。
集中豪雨がやって来たときも、私はソファーに寝そべり、ザー、ザーと降る雨の音を楽しんでいました。ソフトな雨でも激しい雨でも、雨の音には癒されます。癒されすぎてウトウトしてしまいますが。
さて、1時間後に雨が止んだ後、外の気温が急激に下がりました。
先週の日記にも、北風が吹いて来た為に気温が下がったと書きましたが、この大雨で更に気温が下がり、涼しいというより、「寒っ!」と感じたくらいです。なにしろ、外の気温は20度しかないのですから。8月の中旬ですよ!
夜になると更に16度まで気温が下がり、寝るときは毛布を出してきたくらいです。
さすがに2日後の今日は日中気温が30度近くまで上がりましたが、これからも朝夕はずっと涼しい気温が続く予報が出ています。
毎年こういう夏であれば、ファンタスティックなのですが、まっ、それはまずないでしょう。

8月15日は祭日で、イタリア人が大移動をする日となっています。
この週は道路も混雑するので、私たちはできる限り外には出ないようにしているのですが、豪雨がやってくる前日は、あまりにもよいお天気なので早朝から正午まで海に行ってきました。
その時の模様を写真でお知らせします。

beach

beach

左は早朝8時過ぎのビーチ。ガラガラです。右は11時近くになった頃。パラソルと寝椅子2脚が並んでいるビーチをバンニョといい、特に北イタリアからの旅行客は同じ椅子を1週間や2週間、又は1ヶ月の間隔で借り切ります。

beach

beach

こちらの方はフリービーチ。勝手にパラソルを立てて1日中過ごします。左が早朝の写真。右が11時過ぎ。
でも、ぎしぎしに混雑するということはまずありません。このビーチ、何処までも続いています。

beach

ビーチで楽しんでいたイタリア人の家族連れが、昼食を食べに、家や借りアパート・ホテルに帰るときの支度です。
パラソルを畳んで、その回りに椅子や子供のおもちゃをまとめています。盗まれないかと心配しないところが良い所。
家族は、だいたい午後の4時頃にビーチへ戻ってきますが、それまではこういうパラソルが沢山ビーチに立っています。