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あと10日

muguet

3日前にフランスのフィリップ首相から、5月11日以降のいろんな制限解除に関しての発表がありました。
内容は、4月13日にマクロン大統領が発表した時のものとほとんど変わりはありませんが、あと10日辛抱すれば、店舗は開き、私たちの外出が自由になるとの新たな発表は、フランス人全員の心に明るい希望をもたらしたのではないかと思います。
だんだんと気候も良くなり暖かくなってきたこの頃、公園のベンチでは話し込む人が増えました。実際は、2分以上ベンチに座っていてはいけないことになっているのですが、この輝く太陽を見ていると、ほぼ2ヶ月間自宅待機していた体がウズウズ、外に出たくなるのはわかります。でも、もう少しの辛抱です。もし5月11日までにコロナ感染が新たに拡大するようなことがあれば、5月11日の制限解除は伸びる可能性大です。ひょっとしたら5月末まで、もっと悪くなると6月まで入り込むことになるかもしれません。

ここは、全員一緒になって自宅待機の継続です。あと10日間。もう少し、もう少し・・・。

ちなみに、レストランやバー、劇場、人の集まるスポーツなどは引き続き閉鎖です。
企業のテレワークは6月2日まで継続してほしいとのこと。
5月11日以降、外出許可書を持参する必要は無くなりましたが(100km以内での移動可)、店舗に入る時や交通機関を利用する場合はマスク着用が義務付けです。手作りマスクが役に立つ。あっ!11日から薬局で普通にマスクが買える様になるそうです。ほんとかな・・・?
ただ、以上の制限解除、フランスの中でも県によって違ってくるようです。感染者の多い県と少ない県で制限解除される件が少なかったり遅れたりするとか。ちなみにカルカソンヌのあるオード県は感染者が非常に少ない県です。

話は変わりますが、明日の5月1日は労働者の日、なんて言われますが、フランスではスズランの花を買うのが習慣になっています。
スズランの花がラッキーを運んでくるのだとか。現在ではまだ閉店の指示が出ている花屋ですが、5月1日は特別に店先でスズランの花を売る様で、今日はその準備をしていました。小さなスズランのひと束5ユーロ。

みなさん、ステイ・アット・ホーム、で感染を乗り越えましょう!