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フランス語学校終了

1ヶ月間のフランス語学校が終了しました。
初めは、長いなぁーと思っていたのに、もう終わってしまいました。時間の経つのが早いこと。
いろんな文法やフランス語での言い回しなどを勉強して、私のノートには先生が白板に書いたフランス語の文章や説明がたくさん載っていますが、それを全部消化するには少し時間がかかりそうです。
今は、練習の時です。
土曜日の朝、私は朝市に行き、お店の人とはもちろん、買い物にきている人たちとも言葉を交わしました。
フランス語の学校では、まず朝一番に、昨晩は何をしたか、何があったかと、一人ずつ話をさせられます。話をしながら、そこのところは未来形でどう言うの?、その過去形は間違っているね、正しい言い方は?なんて先生の指摘が入るのですが、そうしながら、フランス語で話をすることに慣れさせられるのです。
それで自信がついたのでしょうか、朝市でも、自然に、難なく私の口からフランス語が出て来て、それが以前よりもフランス人に普通に通じているのが、なんだかとても嬉しかった私です。学校へ行って本当に良かった。
もっと、もっと、流暢に話したいと願う私ですが、まぁ、焦らず、コツコツと練習するのみです。

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クラス最終日のお昼は、初級クラスと上級クラスの全員(先生二人を入れて7人)が食べ物を持ち寄って、教室で一緒に食事をしようということになりました。
その前日、誰が何を持ってくるか話し合いをしたのですが、ワインを持ってくる、パンとチーズを持ってくる、サラダを作ってくる、チーズタルトを作ってくる、デザートのケーキを作ってくる、ハムとかソーセージを持ってくる、とそれぞれが言い出し、最後に、清美は何を持ってくるの?と訊かれて、寿司を作ってこようかなと思っているんだけど、みんな食べますか?と訊いたところ、全員がワァーッ、寿司大好きーと大喜びするので、そこまで喜んでもらえるならと、私は巻き寿司を作って持っていくことにしました。
イギリス人、オーストラリア人、アメリカ人の生徒さんたちは勿論、先生二人とも大の寿司好きで、寿司がこれほど色んな国の人たちに好まれていることを今更ながら認識した私です。
その日の夜7時から私は寿司の準備を始めました。途中でパスタの夕食を作ってジョン・クロードと食べ、それからまた寿司のネタ作り再開。
結局、夜の10時半まで準備をして、それからシャワーを浴びて就寝。
翌朝は、朝6時に起きて巻き寿司を巻き始めました。生のお魚を使う寿司は時間的にちょっと難しいと思い作りませんでしたが、カリフォルニア巻きや、卵焼き乗せ握りとアボカドとサーモンの握り寿司も作りました。

さて翌朝ですが、もうみんな朝から昼食のことが頭にあって、あまり勉強に身が入りません。12時を過ぎた頃、早速テーブルセッティングを始めました。
先生のご主人とジョン・クロードもやってきて、みんなでテーブルセッティングをしましたが、ふっと、日本でもこういう状況の時、男性達がこれだけ率先して動くかな?と思った私ですが、どうなのでしょう・・?
先生のご主人も大の寿司好きで、私の作った寿司はあっという間になくなりました。みんなから、美味しいよ、最高だよ、という言葉をもらって、素直に嬉しかったです。
そのあと、チーズ各種、キノアのサラダ、チーズタルト(塩味)、ハム、ソーセージ、それにワインが加わり、みんなでワイワイと楽しい昼食になりました。
みんな好感の持てる人たちで、こんなグループの中で勉強することができた私は幸せでした。
毎日早起きして学校へ行く習慣がついてしまったので、来週の月曜日も学校へ行ってしまわないかと心配ですが、まぁ、それはないにしても、学校での楽しい雰囲気がもう味わえないのかと思うと、少し寂しくも感じます。

11月に入ると、ジョン・クロードと私は3日から7日までパリへ行きます。
彼の仕事の関係ですが、私はぶらぶらしようかなと思っています。ホテルはオペラハウスの近くなので、日本の本屋さんや食品店、それからユニクロも近いので、ぶらぶらしがいがあります。

ヨーロッパはこの日曜日に冬時間に突入しました。日本とヨーロッパの時間差は8時間です。

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ジョン・クロードが撮ってくれた写真ですが、偶然に、小さい人から大きな人となるように並んでいます。私が一番小さい・・。
まぁ、真ん中の女性二人は7chmほどのヒールの靴を履いていましたけど。

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クラスのみんなで持ち寄って食べた昼食。真ん中の寿司が私の手作り。飾りができなくてちょっと残念でした。

今日も楽しい1日をお過ごしください