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今年一番の寒さとプロフィットロール

カルカソンヌはここ数日、とても寒くなっています。日中でも0に近い温度で、今日は零下1度の朝。夜は零下3度にはなっているようです。
そんな毎日ですが、私とジョン・クロードは冬を楽しむかのように毎お昼過ぎは、ウォーキング。外には太陽がキラキラと輝き、早く出ておいでと誘っています。
私はナイキの温かいウオーキングパンツの下にユニクロのヒートテックのレギンスを履き、上はTシャツ3枚を重ね着してその上にゲオックスの暖かいコートを羽織り(薄手のデゥデゥンでは足らない)、首にはウールのマフラーをぐるぐる巻き、足には山登り用の暖かい靴下とウオーキングシューズ、頭にはウールの帽子、そして手袋もつけて、いざ出陣!
外に出ると冷たい風が頬を撫でますが、でも体は全く寒くない。
 その格好で1時間ちょっと、ずんずんと早歩きをします。
途中の折り返し点でボトルに入れた暖かいお湯を飲んで、ほっと一息ついたらすぐにUターン。
昨日は、水たまりの水が凍っていました。
去年もこんなに寒かったかな?二人とも思い出しません。
でも、冬ですから寒いのは当たり前。
さて、今日は一番寒い日です。でも、外には春のような日差しが輝いているので、少しでも太陽の光線を浴びたいと心身がワクワクしています。

さて、読者の方はプロフィットロールというお菓子をご存知でしょうか。
チョコレートを愛するジョン・クロードが一番好きなフランスのお菓子です。このお菓子は、小さなシュークリームを重ねて、その上から暖かいチョコレートソースをかけて食べますが、大事なところは、シューの中にアイスクリームが詰まっていることです。
15年間住んでいたトスカーナでは、このアイスクリームが詰まったプロフィットロールが見つからなくて、がっかりしたものです。
どんなに立派なレストランでも、イタリアのプロフィットロールにはクリームかホイップドクリームしか入っていなくて、それでも最初は食べていたジョン・クロードですが、そのうちに注文しなくなりました。
イタリアではどうしてアイスクリームを入れないのか、本当に不思議です。

南フランスのカルカソンヌに住み始めた私たちは、近くに美味しいパティスリーもあり、いよいよ本物のプロフィットロールを見つけることができました。ジョン・クロードが興奮したこと!
アイスクリームが詰まっていますから、食べるまでは冷凍庫に入れます。
そして食べる30分ほど前に取り出して、それから一緒に付いてくるチョコレートソースを温めて、上からかけて食べます。
近くのパティスリーBimasは、本当に美味しいお菓子を作ります。
今までクロワッサンも含めていろんなお菓子を買ってみましたが、どれもこれも甘すぎることなく、1口食べただけで幸せな気分にしてくれるBimas。近所に住む私たちは、幸せだなぁ~。

profiteroles

シューの盛り方はパティスリーによって色々。花びらのような白いものは砂糖で作ったもの。私たちはパス。

profiteroles

一番小さいプロフィットロールを買ったのですが、それでも大きいので、半分に切って、それをまた二人で分けて食べました。
食べる時にはこうして暖かいチョコレートソースをかけて食べます。左上にあるのは、プロフィットロールの下に敷いていたゴマキャラメル板。香ばしくて、これもお砂糖で作ったものですが、これは全部食べました。また、買いに行こう。

みなさま、今日も素敵な1日をお過ごしください。