ホーム     フランス便り     プロファイル


ロワール地方のトゥールへ

4月7日が私の誕生日、そして数日後にジョン・クロードはパリへ行く仕事があり、それではと誕生日祝いを兼ねて月曜日から日曜日までの1週間、彼の生まれ故郷トゥールへ出かけてきました。
トゥールはフランスのほぼ中心地、パリから約200km南下したところにあるので、TGVでパリまで1時間ちょっとで到着します。

chateaubelmont

トゥールの街中からちょっと離れた静かな住宅街にあるホテル、シャトー・ベルモンに宿泊。空がとても綺麗。

chateaubelmont

ホテルの部屋から観た景色。

chateaubelmont

同じ景色をサンセットで。

tours

トゥールの裁判所

tours

トゥールの県庁。立派な建物。

tours

フランス語では「メゾン・ア・コロンバージ」と呼ばれる、木組みの中世の建物。ここは四角い広場になっていて、クレープ屋、レストラン、バーなどが周りに立ち並び、旅行者にも有名な場所。この日は4月の肌寒い日でしたが、それでも旅行者や地元の人たちが外で食事をしていました。写真はまだ早朝で誰もいない時。

tours

トゥール大聖堂。近くに寄って見ると、建物に施された彫刻が凝っていて圧倒されました。中は暗そうですが、入って見ると思ったよりも明るく、ぐるっと壁いっぱいに飾られたステンドグラスの色彩がそれは素晴らしくて美しい。

tours

典型的なゴシック建築

tours

2013年9月に開通したトラム。実はこのトラムを見たくてトゥールへ行ったようなものです。
トゥールはジョン・クロードの生まれ故郷。私も3〜4回行っているのですが、その頃はトラムは走っておらず、トラムのおかげで街の風景も変わったことだろうから見にいこう、パリへも電車で1時間くらいで行けるのでジョン・クロードの仕事にも便利だということで、トゥールへ行くことに決まったのでした。

tours

街の中心地。両側にお店が並んでいます。私が立っているのはトラムが走るレール上ですが、この日は工事があり、3区間ほどトラムが走らなかったので歩道のようになっていました。

いいお天気でしたが、南フランスのカルカソンヌに比べると気温は少々低め。それでも、高いビルなどがなくていい雰囲気の街です。
トラムができたおかげで街はかなり変わっており、ジョン・クロードが知っていた店やレストランなども見つからず、「あれ〜?なくなっちゃってるー」「ええ〜〜、僕はどこにいるんだろう?」的なことが多かったのですが、1件だけ、小さい頃からいつも買いに行っていたというブリオッシュのお店が昔のまま同じ場所に立っていて大喜び。早速買って食べました。味も昔のままだそうです。よかった。

トゥールには4泊して、その後、帰り道にあるラ・ロッシェル近くの海辺のホテルに2泊してきました。
次回に続く。