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光明院

東福寺がいいらしいとジョン・クロードが情報を得てきたので、三千院の2日後、行ってきました。
枚方市駅から丹波橋まで特急で行き、そこから準急に乗り換えて東福寺駅もしくは一つ手前の鳥羽街道駅で下車。
東福寺を目指して歩いていると前方から男性がやってきたので、どちらの方角が教えていただく。その時、東福寺へ行かれる前に、すぐ目の前にある光明院に行かれることをお勧めします、と教えていただき、そうすることに。

光明院はTVで紹介されたり有名な俳優たちがやってくるらしい。

三千院よりもさらに小さめな門。

門を入ってすぐのところ。左下にある平な石は座禅石。静かな庭を横切って入ると、入り口で拝観料を納める代わりに大きな竹筒が立てかけてあり、その横に志納金一人約300円と書かれていたので、二人で600円を竹筒の切れ目に納めてお堂に上がる。

枯山水、波心の庭。

見る場所によって景色が変わります。

茶室は昭和32年の建立だそうですが、襖の上に作られた、灯り取りでしょうか、障子の窓が美しい。

天井も凝っています。

天井下の白壁に、これも灯り取りでしょうか、螺旋状の切り込みが入れられていてかなりモダン。

ここにあるトイレが超モダンなウオッシュレットに改築されていて驚き。これはトイレの外壁です。なかなかにモダン。

私たちの拝観中、二組のカップルが静かに拝観して、そして誰もいなくなりました。お部屋を静かにお掃除をしていた年配の女性に話しかけられてお話をしたところ、こんなに静かな光明院は10年ぶりだとのこと。コロナの前までは外国人グループを連れてくるガイドも多くあり、かなり賑わったけれど、久しぶりに静かになってホッとしていますとおっしゃっていました。京都を周るなら今のうちだと改めて思った私とジョン・クロードです。

下はジョン・クロードが制作したショートビデオです。ご覧ください