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小豆島ーエンジェルロード

ゴールデンウィークが終わった翌週を選んで、私はジョン・クロードと一緒に小豆島へ行ってきました。
日本に帰国してから約2年が経ち、日本語と日本生活様式に慣れようと頑張っているジョン・クロードに、久しぶりに海を見てリラックスして欲しいと願った私が見つけたのが小豆島。自分でさえ行ったことがない小豆島ですが、なんとなく地中海に雰囲気が似ているかもと思って色々調べて計画していったのですが、これがなかなか大変でした。なにしろ私自身が日本のことに疎いので、新幹線の切符はどこで購入したらいいの?から始まり、小豆島の観光地はどこ?、ホテルはどこにしようか?などなど、毎日PCの前に座って頭を抱えていました。
今回の旅行は私一人で計画するようにとジョン・クロードから言われたのですから、頑張るしかない。

大阪から小豆島へ行くにはいろんな方法があります。私が選んだのは新大阪から岡山まで新幹線で行き、岡山駅から新岡山港までバス、そこから定員480人のフェリーに乗り小豆島の土庄港へという方法。初日の月曜日は曇り空で、ジョン・クロードに青い空、青い海をみて欲しかった私は少々落ち込み気分でしたが、久しぶりの遠出に心が躍ります。

70分で到着した土庄港(とのしょうこう)。ちっちゃい。ホテルのお迎えシャトルの時間まで2時間もあるので、私たちはローカルのオリーブバスで行くことに。小豆島では各地に出るバスがたくさんあり便利です。時刻表は案内所や土産物屋など、どこでも手に入ります。予約したベイリゾートホテルまで30分ほど。くねくねしたカーブが多く車酔いする人がいるようですが、私は15年間住んだトスカーナでカーブにはすっかり慣らされていて平気でした。

写真は翌日、ホテルの窓から見た景色。昨日の曇り空が嘘のようによく晴れて、海が鏡のよう。

早速エンジェルロードへ出かけてみました。引き潮の時しか見られない景色なので、時間をよく調べていくことが大事。ホテルや観光案内所などにはエンジェルロードが見られる時間の時刻表があり、便利。
ゴールデンウイークの後だったからか、旅行者が少なくてゆっくり歩けました。

久しぶりの波打ち際。ざっぶ〜んと飛び込んで泳ぎたくなりました。

急な階段を登ったところにある展望台から見たエンジェルロード。ジョン・クロードと手を繋いで、いつまでも一緒に健康でいられますように、と願いながら歩いてきました。

展望台にある「恋人の聖地」で鐘を鳴らしてきましたよ。

オリーブバスを待っているところ。島にはバス停がたくさんありますが、乗ってくる客、降りる客が少ないのでバスはどんどん通過していき、あっという間に目的地に到着です。

次回はオリーブ公園です。