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沖縄1

初めて沖縄に行ってきました。飛行機で行くと聞いただけで遠くに思える沖縄ですが、関西空港からほんの2時間で到着です。10月のジョン・クロードの誕生日が近づき、どこへ行こうかと考えていたところ偶然に沖縄の綺麗な海の写真を目にし、この珊瑚礁の海を彼に見せたい、そして泳げたら最高のプレゼントになるだろうなと、心は一気に南島へ。10月中旬過ぎならもう台風も来ないでしょう・・・。

今までにいろんな航空会社の飛行機に乗りましたが、ANAは初めて。サービスはやはり素晴らしい。ただし、関空ー沖縄間はよく揺れます。

宿泊したのは恩納村(おんなそん))という町(村?)にあるAirbnb。海に近いモダンで素敵なアパートでした。
ただ、那覇空港近くでレンタカーをしてアパートに向かう時からかなり強い雨が降り出し、車の外の景色はほとんど見えず。ひたすらカーナビを頼りに走り続けて、1時間半ほどで到着しましたが、その時には風も強くなっており、バナナの木がバッサバッサと左右に揺れて台風みたい。テラスの外は嵐状態です。初めての沖縄です、お手柔らかに・・。

アパートから3分も歩けばそこは海。2日目と3日目は雨こそ上がりましたが、風が強い。海に囲まれている沖縄だからの強風でしょう。

いつものように何の計画もなしに沖縄にやってきた私たちに一番関心があったのは、毎日の私たちの胃袋を満たしてくれるヴィーガンレストランを見つけること。うまい具合に美味しいところを3件も見つけました。恩納村がある沖縄中部にはベジタリアンレストランやオーガニック店がたくさんあるそうな。
上の写真はアパートから歩いて5分もしないところに見つけたヴィーガンレストラン「カフェ&バー、がじまる」。今年の5月に開店。恩納村や近くの町の読谷(よみたん)は海に近い郊外にあるので車の数も少なく、自然派のレストランやお店が集まるのかもしれません。ゆっくりした雰囲気で気持ちのいいところです。

「カフェ&バー、がじまる」の内装。何を食べても美味しくて1週間の滞在中、何度も通いました。笑顔で優しく話しかけてくれるオーナーは、真っ黒に日焼けして毎日短パンとTシャツ、ビーサンの格好。沖縄人かと思ったら生まれも育ちも関東だそう。 彼もそうですが、沖縄で出会った人たちは自然体で親切な人が多い。何だか心が休まる感じがする。

車を5分走らせると読谷に到着。ここにもヴィーガンレストランがあり、そしてさらに3分ほど歩くと美味しいパン屋さん「パン工房、おとなりやさん」もあったのです。朝からたくさんの客が訪れ、パンが終了次第にお店を閉めます。初めて行った時、客のほとんどがマスクなしで入店していてびっくりしました。後で、お店の玄関口に「マスク=OK、マスクなし=OK」と書かれた張り紙があるのを発見。この緩さが沖縄らしい。勿論、お店の人たちは全員マスク着用です。

グルテンあり、グルテンフリーあり、有機あり、有機でないものあり、そして野菜入り、果物入り、あんこやクリーム入りなど、いろんなパンが所狭しと並んでいます。有機でないものでもできるだけ農薬を使っていない材料を使っているようで、地元では人気店。

読谷にある別のヴィーガンレストラン「Birthcafe」。 ここにもよく通いました。

「Birthcafe」にある多種サラダの中の2種類。ヘルシーサラダとデトックスサラダ。真ん中にあるのは玄米おにぎり。

沖縄というとラーメン。一般のラーメンは肉の出し汁が使われているので私たちは食べませんが、ヴィーガンレストランにもそれは美味しいラーメンがあったのです。写真は豆乳坦々麺。玄米付き。美味しくて、リピートしました。
「カフェ&バー、がじまる」にも美味しいラーメンや大豆肉のバーガーセットなどがあり、ほとんど毎日楽しみに行っていたわけですが、お腹を空かせている私達は、食事が出てきた途端に箸やフォークを手に取り食事に突撃するので、写真はすっかり撮り忘れたのでした。

沖縄滞在中の1週間、ヴィーガンレストランのお陰で元気に過ごせました。肉を食べない私たちが旅行に出るといつも大変なのがレストラン探しなので、今回は楽勝でした。