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ヴィーガン

実は私、ジョン・クロードと一緒に今ヴィーガン・ライフ中。 なんのこと?と思われるかもしれません。
ヴィーガンとはベジタリアン(菜食主義者)の更に上をいく完全菜食主義者のことで、肉や魚は勿論、卵、ミルクなどの動物食品を食べない人のことです。

3週間前、小豆島の旅行から帰った翌日とその翌日、二人でダイエットをしました。旅行中、なんだかいろんなものを食べてきた感じがしたので、体の中を休ませようと、水とリンゴジュース、ハーブティーを飲むだけの 日にしました。
そして更に新しい週が始まると、野菜中心の食事にし、肉は勿論(30年以上も食べていない)、たまに食べていた魚もやめ、卵もやめ、ミルク製品、小麦粉製品も食べない(私は小麦粉不耐性らしい)の1ヶ月にすることに決めました。

私は小さい頃から乳糖不耐性だったらしく、ミルク製品は大人になってからも控えていましたが、2年前に日本に帰国すると美味しいものがたくさんあり、ついつい卵やミルクの入った食べ物を今まで以上に食べてしまっていました。
そして今年に入り、なんだか体が重く感じるようになりました。体重も2kgほどふえたのですが、それよりも体の中の平均が崩れているような、スッキリしない感じ。ウオーキングに行っても早く疲れてしまい胸の辺りが詰まったようで息切れがする。日本にくる前はこんなことはなかったのになぁ、歳のせいかなぁ、と思ったりもしたのですが、いや多分、食べ物のせいではないか?と思いついたのです。面白いことにジョン・クロードも同じことを感じていたようで、それではと二人でヴィーガンダイエットに突入です。

そうして驚いたのは、ヴィーガンダイエットを始めてたったの2日目で私の体が軽くなり、1週間後に体重も元に戻り、いつものウオーキングも息切れなし。わお〜、すごい!やっぱり何かの食べ物が体に悪い影響を与えていたのだ。卵かミルクか、小麦粉か・・・?それとも3つとも食べない方がいいのか・・?
1ヶ月のダイエット終了まで後2週間。その時にははっきりしたことが分かるかな。

私もジョン・クロードもベジタリアンになって35年ほどになり、野菜中心の生活には慣れています。卵やケーキを抜く生活もそんなに大変ではありません。ただ、チーズも使えない、卵もダメとなると、毎日のメニューを考えるのが一苦労。何を作っていいのかわからなくなったときは、馴染みのヴィーガンレストランに行きます。
有機野菜を使ったヴィーガンレストランが京都に3軒あり、私たちが頻繁にいくのが京都四条にあるペティロッソというレストラン。ご主人がイタリア人で奥様が日本人。お二人だけでやっている小さなお店です。



メニューが3つほどあり、メインディッシュが週変わりします。
この日はナスの挟み揚げで、挟んであるのはレンズ豆。その周りにサラダと副菜が3〜4種ほど、そして私はご飯。右上に見えるモッツァレラのようなものもミルクは使わずヴィーガンチーズ。どうやって作るのかな・・?

ジョン・クロードはご飯の代わりにフォッカチャ。これはご主人の手作り。

デザートもヴィーガン。ミルク不使用のパンナコッタ。メロンアイス。美味しい、美味しい。

有機チェリーのクランブリーケーキと苺ソース。めっちゃ美味しい。
何も考えなくても美味しい食事が出てくるここには月に3回、もっとかな?は行っています。

上の写真は私の手作りのお弁当。今週も私市植物園に行きました。おにぎりだけを購入し、おかずは手作り。以前はおかずもお惣菜屋さんで購入していましたが、使っている油の種類や添加物が気になり出し、自分で作ることに。左から、がんもどきと大根の煮たの(初めて作ったのに美味しくて感動!)、ほうれん草のおひたし、にんじん、かぼちゃ、ブロッコリーの蒸し野菜と胡麻味噌ソース。

お弁当を食べ終わり、ゴロンと横になったら空に木がワッサワッサ。涼しい風が吹き、癒しの時間が流れます。