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花火大会

毎日気温が30度を超しっぱなしの9月。少しでも外に出ると汗が噴き出すこの日々は一体いつになったら鎮まるのか、と涼しくなるのを待ち望む私。
ヨーロッパに住んでいた時は、暑くなると頻繁に海に行って肌を焼いていたなぁ、と思い出す。子供、その両親、おばあちゃん、おじいちゃん、年齢制限なしで、みんな水着を着て太陽の下でゆったりと座ったり寝転がったりしていた。今は周りに海がないのでそれがちょっと残念。でも、熱中症にもならず、元気でいられるので幸せ。

夏というと花火。私の住む枚方市では去年に20年ぶりの花火大会が開かれたそうで、今年は9月17日に2回目の花火大会が開かれると知り、ジョン・クロードと一緒に見物に行ってきました。
大会は淀川河川公園で開催されるのですが、バスの運転手さんによると、大会日は大渋滞するので歩いて行った方がいいらしい。納得した私とジョン・クロードは、頑張って我が家から河川公園まで往復歩きました。片道45分ほどの距離。他にも歩いている人がたくさんいたのであまり苦にはならず。ただ、河川公園前からどんどんと人出が増えてきて、見物できる場所まで行き着けるのかと少々不安がよぎりました。

離れ離れにならないように二人で手を繋いで歩き、なんとか座って見物できる場所を発見。近くに座っていたフィリピン家族と親しくなり、飴まで頂いてしまい、花火が上がるのをワクワクと待ち侘びること30分。いよいよ時間通りに花火が打ち上げられました。
枚方市と高槻市で前年生まれた子供の数の花火が上がるそうで、今年は4704発の花火が上がりました。
スイスのチューリッヒやジュネーブ、そして南フランスのカルカッソンヌでも素晴らしい花火を私は見ましたが、日本の花火も負けていません。特に色使いが違うような。何十年ぶりかで見る日本の花火に見惚れました。
ただ、花火が始まって20分ほどが経った頃、目の前にうわっと人の流れができ、それがどんどんと大きくなって、座って見物ができないほどになったのにはびっくり。ものすごい数の人たちがもう出口を目指して歩いているのです。一番豪華な後半がこれからまだあるのに、最後まで見ずにもう帰る?理解できない状況でした。

約7分間の花火をご覧ください。