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ガレット・デ・ロワ


ガレット・デ・ロワはキリスト教の祝日(1月6日)に食べる焼き菓子。中に小さな陶器で作られた人形が一つ入っていて、それが当たった人はその日のキングやクィーンになるという遊び心のあるお菓子です。
そのガレット・デ・ロワを作っているお菓子屋さんが叡山電車沿いにあるということを先日偶然、京阪電車で出している新聞(K PRESS)で知り、スイスとフランスでしか食べられなかったお菓子が懐かしくなり、予約をして買いに行ってきました。

お店は叡電茶山・京都芸術大学駅近くにあります。我が家からだとバス、電車を乗り継いで約2時間弱の距離。
去年12月、バスケットボールをしていて始まった腰痛が今年の初めに新たに痛くなり、今も鍼治療に通っている私ですが、このお菓子屋さんにはどうしても行ってみたくて、今年いちばんの寒さの中、ジョン・クロードに手を繋いでもらいながら行ってきました。
La pensée(ラ・ポンセ)がお店の名前です。https://lapensee.org/
ご覧の通り、彼女の手によってパイ生地の表面に美しい模様が付けられています。フランスのガレットより綺麗、とジョン・クロードが言っていました。



パイ生地の中にはアーモンドクリームが入っています。パイ生地はパリパリ、クリームは程よい甘さで、本場もんと変わらないほどの美味しさで感動しました。来年もぜひ買いに行こう。
ちなみに、今回は私の一切れに綺麗な模様のついた陶器の亀さんが入っていました。腰痛でちょっとへこんでいた私なので、この亀さんは嬉しかった。